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京都市消防局

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下京消防署に,初任教育生がやって来た!

ページ番号254110

2019年7月8日

消防士の卵,勉強中!!

 6月28日~7月6日,下京消防署に,消防学校で勉強中の初任教育生が実務研修でやって来ました。

 京都市消防局では,現在4月と10月の年2回,職員を採用し,半年間の消防学校(全寮制)での教育を経て,各消防署へ配属されます。

 今回の初任教育生は,4月に採用され,3箇月経った職員です。

 教育期間の中盤に一度,各消防署へ実務研修へ行き,事務処理や現場活動を間近に見て感じることで,その後の教育効果を高めます。

消防署へ初出勤


 6月28日(金曜日),下京消防署へ5名の初任教育生が出勤してきました。
 研修期間中に必要な制服や防火衣など全ての物をこの日に持参します。
 署で泊まり勤務も行うため,見た目は小旅行ならぬ,署旅行です。

署長への申告


 初任教育生がまず最初にすることは,署長への申告です。
 「申告いたします。京都市消防士○○は,令和元年6月28日から同7月6日まで,下京消防署における実務研修を命ぜられました。ここに謹んで申告いたします。!!」
 初任教育生の元気な声が署内に響きます。
 その後,石井署長から研修の心得や署内実情について話されました。
 「署長」というと,凄く堅い印象を受けると思いますが,石井署長は大変気さくな方で,初任教育生の緊張も少し和らぎました。

実務研修開始


 初日の研修は,各課の担当者から事務内容についての説明が主となります。
 午後からは,京都駅前ポルタで消防音楽隊が防火コンサートを開くのに合わせて,4箇国語で火災予防について書かれたポケットティッシュを外国人に配布し,火災予防を呼び掛けました。
 何度か,市民の方から,火災予防に関する質問なども受け,引率職員の助けを受けながら,一生懸命答えました。
 火災予防の広報活動と市民とのふれあいも立派な業務です。

三連はしご取扱訓練!


 この日は,三連はしごの取扱訓練を行いました。
 三連はしごとは,最大約9メートル(民家の3階相当)も伸びるはしごで,火災現場はもちろん,救助現場でも活躍する機材のひとつです。
 学校を卒業後,消防隊に配属されて様々な機材の取扱方法を習いますが,その中でも三連はしごを確実に正確に扱えることが,先輩に認めてもらえる第一歩となります。
 綱を引いて伸ばす仕組みのため,かなりの腕力が必要で,右側写真の女性吏員も負けじと一生懸命引いていました。

大型はしご車操縦訓練


 下京消防署には,40メートル級大型はしご車が配置されています。
 消防活動総合センター(消防学校隣接施設)で,署員からはしご車の特徴や取扱時の注意を受けて,実際に自分でバスケット(はしごの先端部分)の操縦まで行いました。
 はしご車を運用している部隊に配属されなければ,バスケットを操縦する機会はほとんどないため,貴重な体験です。

研修終了の報告


 泊まり勤務を行う消防隊は24時間の3交替で勤務しています。
 それぞれに分かれて初任教育生は泊まり勤務を行いました。
 この日は,全ての研修を終えた2人が,目片副署長へ研修終了の報告を行いました。
 報告後,初任教育生は研修の感想を述べ,副署長から今回の研修で得たものを基に,残りの消防学校での勉強にいかして欲しいと訓示されました。
 彼らが「消防士の卵」から「ひよこ」になる3箇月後が楽しみです。

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電話:075-361-4411

ファックス:075-341-1999