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京都市消防局

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ジュニア消防団員に文化財教室を開催!

ページ番号246988

2023年8月1日

1月26日【土】今年度新設されたジュニア消防団員(小4~小6の児童)及びその保護者を対象とした文化財教室を藤森神社において開催しました。

藤森神社の歴史や文化財の由来を知るとともに,同神社に設置されている防災施設等を学習し,文化財の大切さを理解し,文化財愛護精神の向上及び防火・防災力の向上につなげることができました。

 



権禰宜(ごんねぎ:神職の階級の一つ)による藤森神社の歴史紹介


藤森神社は、今から約1800年前に、神功皇后によって創建された皇室ともゆかりの深い古社です。

本殿は正徳2年、中御門天皇より賜ったものです。

特に菖蒲の節句発祥の神社としても知られ、今日では勝運(菖蒲と勝負をかけています)と馬の神様として、競馬関係者や競馬ファンの参拝者でにぎわっています。





宝物殿の紹介





藤森神社に設置されている防災施設等の説明

制札

文化財建造物の大半が火に弱い木造であること,一般に出入りが自由であることなどから,たき火や喫煙による火災危険が大きいため,京都市では国宝や重要文化財を有する社寺等に対して『制札』を設置して市民や観光客に周知と徹底を図っています。   


自動火災報知設備の感知器(空気管式)

熱を感知するとベルが鳴って知らせるのもです。(目立たない色に着色した外径2mmの細い銅製パイプ)   


ポンプ室

消火栓設備の水源とするためにポンプを動かします。


放水銃

建造物の屋根への飛び火等による延焼防止や炎上している場合に放水する消火設備です。


屋外消火栓からの放水訓練

 ホース,ノズル及びバルブで構成されており,ホースは2本で40m伸びます。


消火器訓練

参加者全員が体験しました。


人見副署長の講評

雪の降る中,最後までしっかり研修していただきありがとうございました。

みんなが知っている藤森神社ですが,改めて防火の取組を知っていただけたことと思います。

一人一人が文化財に興味を持っていただき,後世に伝えてください。

また,最初に権禰宜のお話にもありましたが,この藤森神社は菖蒲の節句発祥の神社としても知られているとのことです。

これから,中学,高校,大学と受験やスポーツなど勝負が必要な時もあると思いますが,勝負は勝ちにこだわってください。

本日は大変寒い中,ありがとうございました。



保護者の皆さんからは,防火の視点から改めて藤森神社を知ることができ,大変よかったとの感想をいただきました。

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京都市 消防局伏見消防署

電話:075-641-5355

ファックス:075-643-1999