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京都市消防局

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南ジュニア消防団6月学習会

ページ番号237779

2019年4月20日

「火事の原因をみつけよう!」火災調査研修を実施

 6月10日(日曜日),ジュニア消防団の6月の学習会として火災調査研修を実施しました。

 始めに,身の回りに隠れた火災危険の例として,電気火災の再現実験を見学した後,4班に分かれて,それぞれ調査員や記録担当などに役割を分担し,模擬火災現場での火災原因調査活動を実施しました。

電気火災実験

 始めに,電気火災の再現実験として「トラッキング」や「半断線」などを勉強しました。

 「バチッ!」という音とともにコンセントが燃えだす様子を見て,「これがもし家の中だったら。」と,電気火災の恐ろしさを実感しました。

皆さんのお家には差込みっぱなしで何年も経っているコンセントや,家具の下敷きになっているような電気コードはありませんか?

一度点検してみてください。

電気火災の再現実験

電気火災の再現実験にみんな興味津々。
電気が流れないと思っていた物にも電気が流れることがあると勉強しました。
この後の電気火災再現実験では,アクリル板でガードをした内側で燃え出すコンセントに歓声が上がりました。
実験なら迫力がありますが,実際だと思うと怖いですね。

火災調査研修

 次に,4班に分かれて火災原因調査研修をしました。

 調査担当,発掘担当,記録担当などの役割に分かれて,火災現場を模したセットで調査活動開始です。

 上に積み重なった物を搬出して,現場を発掘すると出てくるヒントの物件や,現場の関係者に扮した職員からの聞き込みで分かった新たな情報などを頼りに,火災が発生した原因を推理し,調査員を中心に話し合い,それぞれの班で導き出した火災原因を発表しました。

 一人ではできない作業,一人の推理では偏ってしまう物事の見方を,多くの仲間たちの手と目と耳と頭を使って,真実に近づける作業を勉強しました。

火災現場をみんなで検証

火災現場をみんなで検証中
「ストーブと違う?」
「コンロも見えるで」
と,いろんな意見を出し合いました。

上から落ちてきた物を取り除くとまた新たな発見が

 発掘班が上から落ちてきた物を丁寧に取り除くと,また新たな発見が下から出てきました。
 それらを全て記録する記録担当,取りまとめをする調査員など全員の力で原因を追究しました。

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京都市 消防局南消防署

電話:075-681-0711

ファックス:075-671-1999