文化財防火運動の取組

　毎月21日に東寺で行われる弘法市。中でも1月21日は「初弘法」と呼ばれ，多くの参拝者でにぎわいます。その初弘法で南消防署と地元南梅逕分団が合同で，街頭広報を実施しました。

　世界各国からの観光客が訪れる中，防火ティッシュを配布しながら，文化財防火を呼び掛けました。

　大福寺では，地域の方と文化財レスキュー体制が構築されており，消防隊との合同による文化財レスキュー訓練が実施されました。

　お母さんとお子さんが一緒に訓練されるなど，地域が一体なって，文化財を守っておられる姿が印象的でした。

　また，訓練終了後には，文化財レスキュー器材の点検を実施し，万一の備えを万全にされていました。

　永徳院では，火災時の初動措置訓練として，住職による通報訓練，消火器取扱訓練を実施しました。

　「火災は怖い」と熱心に取り組んでいただきました。

　イオンモール京都桂川で毎月実施している京都市消防音楽隊「ふれあいコンサート」に合わせて，文化財防火を多くの来場者に呼び掛けました。