年末の大掃除で1年のほこりと火災のたまごを大掃除(^_-)-☆
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2017年12月12日
年末の大掃除で1年のほこりと火災のたまごを大掃除(^_-)-☆
年末に大掃除を考えている皆さん!
1年のほこりと一緒に火災のたまごも掃除してしまいましょう!!
たまごその1🐣 コンセントから発生する火災(トラッキング火災)
大掃除といえば,普段手の届かないところまで掃除するので,差込みっぱなしになりがちな,テレビ,レコーダー,冷蔵庫,洗濯機などのプラグを一度抜いて,プラグの刃の部分のほこりを拭き落としましょう!
トラッキング火災とは?
1 コンセントとプラグの間にほこりがたまる。
2 ほこりが空気中の水分を吸収し,両刃間にわずかな電流が流れる。
3 プラグ表面に炭化導電路ができ,発熱・発火する。
大掃除のときに,普段抜差ししない,テレビ,冷蔵庫などのコンセントを抜き,プラグの両刃の間を拭いて掃除すると火災予防ができます。
掃除の後は,ほこりがたまらないようにプラグをしっかりと差してくださいね(^_-)-☆
長期間使用している電気配線で,特に,家具の下敷き,壁に打ち付けられている,束ねて使っている電気配線には,被覆部分にひび割れや破損している危険があります。そのような電気配線があれば,新しいものに交換しましょう!また,テーブルタップのスイッチが点滅しているときは,交換しましょう!
写真上の配線は,長期間の使用で電気配線の被覆が劣化してひび割れを起こしやすくなったり,欠けたりしやすくなり,その部分から火災が発生するおそれがあります。
大掃除のときに,そんな電気配線があったら,写真下のような新しい電気配線に交換して火災を予防しましょう(^^♪

テーブルタップのスイッチが点滅している,点灯しない等,異常がある場合,火災が発生するおそれがあるので新しいものに交換しましょう(^^)/
スプレー式のボンベ等を使い切るときは,スプレーのLPガスが流しに滞留して爆発するおそれがあるので,屋外の風とおしの良い場所で使い切る作業をしましょう!
スプレー式のボンベ等を使い切る作業を台所で行うと,流し台に滞留したLPガスが,こんろの火に引火したり,こんろの火に直接スプレーが当たる等で,火災の発生するおそれがあります!
屋外の風とおし良い場所で,使い切り,火災を予防しましょう(^_-)-☆
スプレー缶などを廃棄する時は,屋外の風通しのいいところで完全に使いきったのち廃棄しましょう!また,近年,スマートフォンなどに使用されているリチウムイオンバッテリーは,家庭ごみと一緒に廃棄すると,屈曲等により発火し,火災になる危険がありますので,家庭ごみとは分けて,拠点回収などで廃棄しましょう!

廃棄されたリチウムイオンバッテリーが折れ曲がったり,過充電の状態になると,出火するおそれがあります。

リチウムイオンバッテリーが,燃焼している状況です。
最後に醍醐消防分署からのお願い!!
お知らせしました4つのたまご🐣を,たまごからひよこ,ひよこからにわとりに,育てないように,今年の大掃除から火災予防を始めましょう!大掃除のときは,普段手の届かないようなところまで掃除するので,火災のたまごも掃除するチャンスなんです(^^♪
でも,頑張りすぎて体調を崩したり,転んだり,脚立から落ちる,などしないように十分注意して,ほこりと火災のたまごの掃除をしましょう!
追伸,蛍光灯の拭き掃除などのときに,住宅用火災警報器の試験ボタンか引きひもをひき,作動確認をしてください。
お問い合わせ先
京都市 消防局醍醐消防分署
電話:075-571-0474
ファックス:075-572-1999