国宝の飛雲閣で消防訓練
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2017年7月5日
「夏の文化財防火運動」を前に,国宝飛雲閣で消防訓練を実施!
下京消防署(署長 坂本 昌也)では,6月27日(火曜日)に西本願寺の国宝飛雲閣で,消防訓練を実施しました。
この訓練は,7月12日(水曜日)から同月18日(火曜日)までの「夏の文化財防火運動」を前に,西本願寺関係者の火災に対する災害対応力の向上を図るとともに,文化財防火の意識の高揚を図っていただくため実施したものです。
訓練想定は,飛雲閣から出火し,燃焼拡大の恐れがあるとの想定で始まりました。火災を発見した西本願寺自衛消防隊の迅速な通報と放水銃等を使った初期消火活動を行った後,下京消防隊と一斉放水を行いました。
なお,訓練の模様がテレビや新聞で報道され,多くの皆さんに文化財防火の取組について周知することができました。

西本願寺自衛消防隊員の機敏な活動に「西本願寺は自分たちの力で守る。」という強い決意を感じた訓練でした。

坂本署長から,訓練に参加された自衛消防隊への労いと文化財防火について講評をしました。
また,石上 智康(いわがみ ちこう)西本願寺総長から,訓練に参加した消防隊と下京消防団植柳分団に対する感謝の意を述べられました。
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京都市 消防局下京消防署
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