平成29年3月号 担当区ぐグット紹介
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2017年3月1日


朱雀第一学区,通称朱一学区は,中京区のほぼ中央,北は御池通,南は四条通,東は神泉苑通,西はJR山陰本線に囲まれた地域で,世帯数は中京区で1番目,人口は2番目と中京区の中でも特に大きな学区です。(平成29年1月1日現在)
幹線道路の沿線には,高層建物が立ち並ぶ一方で,一歩路地に入ると古い木造家屋が密集する京都特有の地域事情を抱えている地域です。

朱一学区自主防災会は49の自主防災部で構成されており,約5,500世帯,約9,500人が加入しています。
古川会長以下13名の本部役員を中心に,よりきめ細かい指導ができるように,学区を4つのブロックに分けて4回の総合防災訓練を行う等,住民一人一人が積極的に防災知識の習得に励んでいます。
また,従前から放火防止の対策として学区内の路地に対人センサー付きライトを設置して,学区の暗がりをなくす取り組みを行っており,本年度,放火対策エリアのモデル地区に選定されたこともあって,より明るい防火防犯街灯を7基設置するなど,街をより明るくし,放火されない朱一学区を目指しています。
平成28年11月11日にゼスト御池で開催された「放火火災予防デーキックオフイベント」では,京都市内の全自主防災会を代表して古川会長がその取り組みを発表されました。



朱一消防分団は,この数年の間,分団員数が10名前後で推移しており,吉田分団長以下各分団員が,団員の勧誘に努力しています。(平成29年2月1日現在,総員12名で活動しています。)
また,各分団員の地域を守ろうという意識は高く,地域の防災リーダーとして学区総合防災訓練において訓練指導者となるなど,積極的に防火防災を住民に指導しています。


既に述べたように,朱一学区は中京区の中では規模の大きな学区であり,大震災を初めとする大きな災害が発生した際には,自主防災会,消防分団,自治連合会のより一層の強固な連携が特に欠かせないと考えています。そのため,各団体の防災能力の向上とともに,連携の強化により,一層の安心,安全の町を目指していきたいと思います。
お問い合わせ先
京都市 消防局消防学校教育管理課
電話:075-682-0119
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