城南宮において合同消防訓練を実施！！

 　伏見消防署では，文化財防火運動期間中の1月27日【金】，文化財に対する防火意識の高揚を図るため，城南宮自衛消防隊との合同訓練を実施しました。

　城南宮境内神輿社から出火し，燃焼拡大中，神輿社内に御神体等重要物品ありという訓練想定に基づき，自衛消防隊が，通報，消火器や屋外消火栓を活用した初期消火等の初動措置活動を行った後，公設消防隊に引き継ぎ，消防隊による放水訓練を実施しました。

　伏見消防署との合同消防訓練は，毎年恒例となっており，私共も本訓練を通じて，万が一の火災に備えております。

　特に，2月から本殿の吹替工事が始まり，普段とは状況が異なりますが，柔軟に対応できるよう態勢を整えてまいります。

　本日は，「文化財を火災からまもろう」をスローガンとして城南宮で訓練を実施しました。皆さん，終始テキパキと初動活動をしていただき，ありがとうございました。

　さて，昨年，京都市では，火災が多発し，伏見区でも59件，前年と比べて15件増加しました。

　しかしながら，昭和51年から火災原因のワースト1であった放火火災が，皆様の取組のお陰で，ワースト2に転じるという大きな動きがありました。

　引き続き，放火火災撲滅を目指し，放火防止対策を推進してまいりますので，御協力をお願いします。