平成29年1月号 装備課News
ページ番号212803
2017年1月8日


交通事故を防止するために,各所属では人事異動時期等を捉え,新たに車両の運転業務に従事する者として指名された運転員等を対象とした,安全運転技能の確認及び車両を運行する部隊等の安全走行技能の確認を実施しています。
確認している内容
● 安全運転技能の確認事項
車両諸元,車両特性,車両運転時の死角・車両挙動
● 安全走行技能の確認事項
部隊等の長,車両運行上席者の危険予測,危険回避,車両誘導
運転員の技能のみならず,車両を運行する職員全員の技能が必要となります。

今年度は,各消防署・分署で実施した技能確認後の指導状況等の現状を確認するために,技能審査会を9月2日~16日まで実施しました。
各消防署から新人運転員,中堅運転員,そしてベテラン運転員の3名を1チームとして,それぞれ部隊長,運転員及び隊員となって想定コースを運行し,部隊長の指示,運転員の技量や隊員の誘導について審査しました。
コースは,特別装備隊が接触事故での危険要因を盛り込み,新人運転員には高度な設定としました。
1. 車両の周囲ばかりに注意をとらわれていると,建物の軒先に接触する危険があります。
2. ハンドルを切るタイミングで,内輪差やオーバーハングにより接触する危険があります。
3. 車両幅のみに注意を払うと,サイドミラーが接触する危険があります。






各消防署・分署で日々実施している安全運転指導が高度な内容で適切に実施されていることが確認でき,また審査会に参加した30代や40代の中堅運転員が審査会中にも若手運転員に的確に指導している姿は,装備課として頼もしく感じ,各消防署・分署で中心的な指導者として安心して運転技能の指導を任せられることも併せて確認できました。
お問い合わせ先
京都市 消防局消防学校教育管理課
電話:075-682-0119
ファックス:075-671-1195