外国人への防火指導!
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2016年12月16日
日本で暮らす外国人に防火指導実施
12月15日(木曜日)区内にある公益財団法人京都府国際センターの日本語学校において防火指導を行いました。
同校には,英語,中国語,韓国語,フランス語,フィリピン語,タイ語を母国語とする方が在籍していることから,多くの通訳の方を交えた防火指導となりました。
日本で暮らす外国人にとっては,日本語が話せないことで,常に不安を抱いておられ,火災や急病など急を要する事態については切実な問題となっています。
最初は少し緊張されていましたが,次第に緊張もほぐれ,119番通報や消火訓練では,自ら進んで訓練をするなど積極的な姿勢が見受けられました。
今回のような通訳を介した指導は,相手がどこまで理解したものか,また,会話が途切れることなど,言葉の通じない外国人への指導の難しさも知ることができました。

火災の原因で「どのような人が放火するのか」,「救急車は何分で到着するのか」,「救急車は有料ですか」など,外国人にとって切実な質問が相次ぎ,外国人の「不安に思っている」ことを聞くことができ,私たちにとっても有意義なものとなりました。
お問い合わせ先
京都市 消防局下京消防署
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