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京都市消防局

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お年寄りを災害から守れ!~実働訓練で防災行動マニュアルを検証

ページ番号206354

2017年5月30日

 右京区の常磐野学区自主防災会(守屋 忠敏会長)では,10月1日に御領田町自主防災部をモデル地域として,防災行動マニュアル検証のための実働訓練を実施しました。

 常磐野学区自主防災会では,今年度,大規模な災害が発生した際,高齢者への情報伝達や避難誘導を具体的にどう実施するかということを課題として取り組んでいます。

 高齢者は,外出機会が減り,隣近所との交流も少なくなりがちです。大災害が発生したときには,所在確認もしにくくり,また,家の中で人知れずけがをして動けなくなっている可能性もあります。

 今回の訓練では,実際のまち中で,町内の皆さんに加え,日頃から地域のお年寄り見守り活動を展開している民生児童委員,社会福祉協議会福祉推進委員,老人福祉委員,包括支援センター職員も参加,さらに,嵯峨消防出張所の消防隊員も地域の住民にふんして大声でリアルさを加えた検証訓練を実施しました。

 訓練は3つの想定で高齢者宅の安否確認を実施し,いざというときの活動を共有することができました。 

1 隣近所で安否確認の取れない場合

  → 安否情報を得るため,さらに広い範囲に声掛けする。

2 家の中で倒れているのが見える場合

  → 隣近所で協力し,窓等のガラスを割ってでも助ける。

3 高齢者の情報が得られない(分からない)場合

  → 地域のお年寄り見守り活動をされている担当者から情報を得る。

 御領田町自主防災部では,日常から防災に使える器材(のこぎり,はしご等)を,非常時にどれだけ集められるか等の調査をしており,自主防災部長以下,防災への高い情熱を持つ地域の一つです。

 11月20日に開催予定の総合防災訓練では,拠点会場である常磐野小学校への避難訓練の前に,今回検証した安否確認を行った後,火災発生・倒壊家屋からの救出訓練を実施する等,さらにバージョンアップした訓練を実施する予定です。

 常磐野学区自主防災会では,今後も地域の防災力を結集して,大災害に的確に対処し,お年寄りの安心・安全を守るための活動を展開していきます。

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電話:075-871-0119

ファックス:075-872-1999