水難事故に備えて訓練を実施

　右京消防署では，夏の水辺でのレジャーや水遊び中に発生する水難事故に備えて，京北宇津峡公園付近の桂川で水難救助訓練を実施しました。

　今年度は，新配置になった女性消防隊員も参加して，隊員全員が，京北出張所に配備されているスローバック（水に浮くロープを詰め込んだ救助用の袋で，流された人に向け投てきしてロープを掴めるようにするもの。）等の水難救助器材を使用し，河川に流された要救助者を救助する実践的な訓練を実施しました。

　また，今回は急な増水時のレスキュー法の一つとして，ラグビーのようにスクラムを組んで川を渡る方法について訓練をしました。隊員は「万一に備えて，何度も繰り返すことが必要。」と訓練を重ねていました。

　市民の皆さんは，次のことを守って水辺のレジャー等を楽しんでください。

○　遊泳区域以外の水域で遊泳しない。

○　子供の水難事故防止のため，必ず保護者が付き添う。

○　天候不良時，体調が悪いとき，飲酒したときは，釣りや水泳を行なわない。

○　釣りやボート等で水辺に行くときは，必ずライフジャケット等を着用する。

○　魚取り，釣りでは，転落のおそれのある場所に近付かない。

○　自然河川は急な増水の可能性があるので，天候に注意する。