夏の文化財防火運動
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2016年11月7日
FM845のピッカピカラジオで放送中です。
昭和24年1月26日に奈良県斑鳩町にある法隆寺金堂において火災が発生し,国宝の十二面壁画の大半が焼失したことを契機に,昭和30年現在の文化庁と消防庁が1月26日を「文化財防火デー」と定めました。京都市消防局では,その日を中心として1週間,文化財防火運動を実施しています。
また,京都市には多くの文化財があることから,消防局では,以前から夏の文化財防火強調期間として取り組んできたものを平成6年から「夏の文化財防火運動」とし,年2回の文化財防火運動を行っています。
夏の文化財防火運動は,7月12日から18日までの1週間です。
伏見消防署では,この期間中,伏見稲荷大社と地元の日本女子プロ野球リーグ「京都フローラ」の協力を得て,伏見稲荷大社で街頭広報を行います。
伏見稲荷大社の街頭広報は,7月13日の午前11時から約30分の予定です。
門前付近で,巫女さんや京都フローラの選手の皆さんと一緒に文化財防火の大切さを呼び掛けますので,是非お越しください。
雨天の場合は中止させていただきます。
祇園祭が行われる7月には,国内外から多くの観光客が京都を訪れています。安心して京都を観光してもらえることも「おもてなし」の一つです。
市内に数多くある貴重な文化財を火災や地震などの災害から守るため,市民の皆さんに文化財に対する防火・防災意識を高めていただけるよう,この「夏の文化財防火運動」を通じて,文化財愛護思想の普及に努めてまいります。
安全なくらし、伏見消防署も応援します。
お問い合わせ先
京都市 消防局伏見消防署
電話:075-641-5355
ファックス:075-643-1999