危険物安全週間について

　「危険物　決めろ無事故の　ストライク」

　これは，全国統一の平成28年度危険物安全週間推進標語です。

　6月5日から6月11日まで，危険物安全週間です。危険物安全週間は，平成2年消防庁により制定され，以来毎年6月の第2週に各種事業が実施されており，危険物の保安に対する意識の高揚と啓発を推進しています。

　京都市消防局では，危険物施設を保有する事業所を中心に危険物の安全な取扱いについて指導や啓発を進めてまいります。

　皆さんは，「危険物」と聞かれても，「大きな化学工場等で扱っているもので，一般の家庭では，関係ないのでは？」と思われるかも知れませんが，ご家庭にも，危険物はあります。

　危険物とは，燃えやすく，消火が困難なもので，消防法で定められたものを言います。石油ストーブに必要な灯油をはじめ，スプレー式の殺虫剤，ヘアースプレー，マニキュア，接着剤等で，私たちの生活の中で，なくてはならない身近なものになっています。

　例えば，おうちのベランダなどでストーブ用の灯油をポリタンクの中に入れたまま，長年放置していませんか？経年劣化によりポリタンクに穴が開き，中に入れていた灯油が流れ出てしまう事故が起きています。

　また，灯油用のポリタンクにガソリンは絶対に入れないでください。ガソリンがポリタンクを溶かしてしまって流れ出てしまう事故も起こっています。

　今一度，各御家庭でポリタンクの確認を行いましょう。安全なくらし，伏見消防署も応援します。