「生き方探究・チャレンジ体験」区内の中学生がやってきました
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2020年6月17日
「生き方探究・チャレンジ体験」に区内の4校の中学生がやってきました。
毎年,南消防署では,京都市立の中学生が職場体験などを行う「生き方探究・チャレンジ体験」事業の中で,区内の中学生を受け入れています。
南消防署では,消防署の様々な仕事を知ってもらうため,消火用ホースの延長訓練,ロープ等を活用した救助訓練,応急手当などの救急訓練,事業所の査察などを体験してもらっています。
苦しい訓練にも耐る強い心,消防活動にもっとも重要なチームワークをしっかり学んでくれたと思います。
凌風学園3名(5月16日~5月18日)
八条中学校4名(5月24日~26日)
洛南中学校4名(5月31日~6月2日)
久世中学校3名(6月7日~6月9日)
訓練礼式
チャレンジ体験の一番初めの研修として,消防士の動作の基本である,「気を付け」や「敬礼」などの訓練礼式を学びました。
ここからの研修は,生徒の中から選ばれたリーダーが申告などの指揮を執ります。
その行動の根源である訓練礼式に,一同気合がはいりました。
また,6月2日に実施した総点検に整列し,署長点検を受けました。
普通救命講習
胸骨圧迫やAEDを使った心肺蘇生法を研修しました。
人の命を救う研修で,命の大切さを学んでくれたと思います。
電気火災実験
電気火災の研修で,トラッキングや半断線からの火災実験を実施しました。
「帰ったら,コンセント見てみよ!」と,身近な火災要因と火災予防の必要性を感じてくれました。
予防業務体験
事業所の協力を得て査察に同行するなど,予防業務を研修しました。
消防隊や救助隊のイメージを持っていた生徒は,初めて予防業務を知ることになり,現場活動だけでなく予防業務の重要性と,安心安全な生活を守る取組を研修しました。
消防隊体験
防火服の着装訓練や空気呼吸器の取扱いなどの基本訓練から,生徒による一連の部隊活動の訓練まで実施しました。
防火服を着装するだけで,「しんどい」と言っていた生徒も,最後は,火災現場を想定した濃煙内の逃げ遅れを,呼吸器を着装し,放水しながら見事救出しました。
救助隊体験
救助訓練では,ロープ結索,ロープ登はんや渡過など,救助基本訓練を研修しました。
合図の大切さや器具愛護の精神は,クラブ活動でもいかせます!
お問い合わせ先
京都市 消防局南消防署
電話:075-681-0711
ファックス:075-671-1999