スマートフォン表示用の情報をスキップ

京都市消防局

言語選択を表示する

検索を表示する

スマートフォン表示用の情報をスキップ

現在位置:

平成28年5月号 わが社の防火防災自慢

ページ番号197049

2016年5月2日



 日本バプテスト連盟医療団は,1954年(昭和29年)に米国南部バプテスト連盟外国伝道局の支援の下,現在の京都市左京区北白川の地に創立されました。そして,その翌年に設立された日本バプテスト病院は「全人医療の実践」を基本理念に掲げ,地域住民,地域の医療機関や介護施設等,行政機関など,数多くの方々の支援に支えられて,今日まで活動させていただいています。

 現在,日本バプテスト連盟医療団は,老人保健施設や居宅介護支援事業所,看護専門学校,訪問看護ステーション「しおん」で構成され,幅広く活動しています。医療は高齢化社会を迎え,病院を中心とした考え方から地域を中心に据える考え方へと変化してきています。このことは,「治し,支える医療」への転換という新しい試みであると捉えています。当医療団は,現在まで培った経験を基に更に地域に根差し,「住み慣れた地域で自分らしい生活の実現」を社会と共に目指していきます。


1 毎年4月に,新入職員に対して医療団が取り組む防災についての研修と消火器操法訓練等を実施し,防火・防災意識の高揚に取り組んでいます。

2 病院,老人保健施設,看護専門学校の各施設で,春と秋の年2回,防災訓練を実施しています。また,夜間を想定した訓練も行っています。最近では,2月8日に病院,2月16日に老人保健施設で訓練を実施し,左京消防署による指導で煙中体験も行いました。

3 事業所内にある「ぶどうの実保育園」では,毎月,避難訓練を実施しています。

4 左京区の自衛消防隊訓練大会に参加しています。

5 2015年(平成27年)6月には,86ページに及ぶ「地震発生時の医療団の対応」という冊子を医療団の安全管理室が中心となって作成し,各部署に配布し,啓蒙活動を行っています。医療団には,従来から災害対策マニュアルが用意されていましたが,更に一歩踏み込んだ実用的な冊子を作成しました。

6 2015年(平成27年)11月18日,北白川学区自主防災会と「災害発生時における協力体制に関する覚書」を締結しました。これは,京都市が掲げている「ひと・まちの『絆』でつくる 安心都市・京都」を推進するため,万一の災害発生時における地域協力体制についての覚書です。地元の事業所として何か協力ができればとの思いにより,締結させていただきました。

 日本バプテスト連盟医療団は,今後共,身近な医療機関として,また,地域住民の一員として,地域の皆様と更に連携を密にして共に歩んでいきたいと考えています。


  • 目次

お問い合わせ先

京都市 消防局消防学校教育管理課

電話:075-682-0119

ファックス:075-671-1195