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京都市消防局

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救助

ページ番号195705

2016年4月1日


 平成27年中の活動件数は898件で,前年より61件増加しました。救出人員は613人で,前年より39人増加しました。(グラフ1参照)



 事故種別ごとの活動件数は,「建物等による事故」が最も多く568件(63.3%),次に「その他の事故」の232件(25.8%),「交通事故」の59件(6.6%)となっており,「建物等による事故」と「その他の事故」で全件数の約89.1%を占めています。

 活動件数は,「建物等による事故」及び「その他の事故」が前年よりも増加したほかは,「機械による事故」を除く全ての種別で減少しており,「火災」が11件,「交通事故」が14件,「水難事故」が1件減少しました。(表1参照)


 「建物等による事故」は,前年比73件増の568件で,平成15年から年々増加しています。「建物等による事故」の特徴は,屋内急病事案等で玄関が施錠されているため屋内進入ができず,救助隊等が救助活動を行った事案が504件あり,「建物等による事故」全件数の88.7%を占めました。(表2参照)


 次に「その他の事故」では,山岳地での事故が前年比21件増の83件で,過去10年間で最も多い年となりました。低所への転落事故は56件,担架搬送29件で,この3つの事案で「その他の事故」全件数の約72%を占めています。(表3参照) 

 「交通事故」では,車両内での挟まれた事案等が38件,自転車・バイクが関係する事故が16件,列車が関係する事故が5件でした。

 「水難事故」の発生場所は,桂川(保津川を含む。)が最も多く8件,次に鴨川(賀茂川を含む。)が2件,その他の小河川等が7件,市外の河川が2件でした。



 行政区別活動件数は,伏見区の219件が最も多く,次いで右京区143件,左京区96件の順となり,最も少なかったのは,北区の41件でした。(グラフ2参照)

 事故種別ごとの発生状況では,「火災」,「建物等による事故」,「交通事故」,「水難事故」,「その他の事故」は,伏見区で最も多く発生しました。「機械による事故」は,南区が3件,中京区2件の順で多く発生しました。



 月別活動件数では,8月の100件が最も多く,次いで1月の88件,4月の80件,6月の79件の順となりました。逆に最も少なかったのは,7月の61件でした。(グラフ3参照)



 救出人員は,613人で,前年に比べ39人増加しました。

 事故種別ごとの救出人員は,「火災」13人,「建物等による事故」287人,「交通事故」65人,「機械による事故」16人,「水難事故」8人,「その他の事故」224人を救出しました。

 「火災」,「交通事故」及び「水難事故」が前年よりも減少したほかは,全ての種別で増加しました。  

 特に,「その他の事故」の救出人員が前年比25人増と大きく増加しました。(表4参照)


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