スマートフォン表示用の情報をスキップ

京都市消防局

言語選択を表示する

検索を表示する

スマートフォン表示用の情報をスキップ

現在位置:

平成28年4月号 情報通信課通信

ページ番号195559

2016年4月1日



 京都市では,阪神・淡路大震災のような大規模な災害が発生したときに,市内の被害状況をいち早く把握するため,市内5箇所に高所カメラを設置しています。この高所カメラは,京都市消防局3階の消防指令センターの大型ディスプレイに常時,表示されており,通常の火災発生時においても,消防車が現場に到着するまでの間にカメラ映像により,早期に燃焼状況等を把握し,増強出動を行うなど,市内の災害情報収集に役立てています。また,平成23年度からは,局本部庁舎内,消防活動総合センター及び消防署(分署)でも任意のカメラ映像を確認することができるようになりました。

 地震等の大規模災害発生時には,比叡山,東部山間,小塩山の高所カメラ等の災害状況映像を災害の影響を受けない通信衛星を利用して,総務省消防庁や京都府庁,他都市の消防本部等に送り,即時応援体制を確立することができます。


 高所カメラは,以下の5箇所に配置されています。高所に設置する必要があるため,無線中継所の鉄塔等に設置しています。




 高所カメラには,以下の機能があります。

  1. 35倍高倍率ズームレンズにより,小さな物を大きく撮影したり,遠方の物を拡大して撮影することができます。また,2倍エクステンダを標準装備しており,最大70倍(光学)までの望遠が可能です。
  2. 高感度機能及びデジタルノイズリダクション機能により,夜間でも高画質な撮影が可能です。
  3. カメラが向いている方向は,指令台上の地図で確認することができます。
  4. 高所カメラは消防指令システムと連携しており,火災指令を発令する際に,発生場所が確定した時点で,全てのカメラが自動的に発生場所へ向きを変えることができます。






  • 目次

お問い合わせ先

京都市 消防局消防学校教育管理課

電話:075-682-0119

ファックス:075-671-1195