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京都市消防局

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平成27年12月号 担当区ぐグット紹介

ページ番号190707

2015年12月1日



 春日野学区は醍醐地域の南東に位置しており,約7,010人の方が住んでいます。公共交通機関として地下鉄東西線のほか,平成16年2月から醍醐コミュニティバスが運行を開始し,学区の足として活躍しています。

 同学区では,「茶房やどり木」,「健康すこやかサロン」など,高齢者の方の交流の場を多く開設しており,住民の方に「暮らしていてよかった」,「暮らし続けたい」と実感していただけるまちづくりを推進しています。


 春日野学区自主防災会は昭和63年3月に設立され,現在13の自主防災部で構成されています。自主防災会長を中心に,毎年6月に自主防災会役員を対象とした防災研修会,10月に春日野学区総合防災訓練を実施しています。総合防災訓練では,過去の教訓を生かした訓練を実施し,毎年約300人を超える住民が参加して熱心に取り組んでおられ,地域住民の防災意識は高いです。

 また,春日野学区では,平成26年3月に「安心安全のまち春日野宣言」を表明し,同自主防災会はこの宣言に基づき,地域コミュニティの強化及び活性化を図ることにより,減災を目指しています。毎月,定例会を開催し,社会福祉協議会等各種団体と連携及び情報交換を実施することにより,コミュニティのさらなる強化を図っています。

 その取組の一環として,春日野社会福祉協議会が主催する「健康すこやかサロン」に参加される高齢者の方を対象に,10分で防火指導を行う「10分de防火」を春日野消防団員が実施するなど,消防団と協同して高齢者の焼死者防止等に努めています。

 さらに,学区内の防火防災功労者に対して,独自の表彰制度を設けることにより,地域住民の防火・防災意識の高揚を目指しています。 

 こうしたきめ細かい自主防災活動が評価され,今年度には防災功労者防災担当大臣表彰を受賞し,防災担当大臣から表彰されました。



 春日野消防分団は堀池分団長以下21名で構成されており,春日野学区及び石田学区の安心・安全のために,日夜,活動しています。通常の町内の防火防災指導に加え,小学校のプールを借用しての水難救助訓練,年間を通した教育の実施,前述の「10分de防火」等,高齢者の集う場所での防火防災指導を実施しています。

 また,今年の春日野学区総合防災訓練の際には,女性団員が多く在籍するという当分団の特徴を生かし,女性だけの消防隊を結成して「ひまわり隊」と名付け,放水訓練を実施しました。名前の由来は元気なイメージである花の「ひまわり」と,火を出さないように見回る「火回り」を掛けたものです。何度も訓練を重ね,本番では素早く力強い放水訓練を披露することでき,大きな自信になりました。これからも「ひまわり隊」は,女性ならではの活動をしていきたいと思っています。

 春日野消防分団はさらなる進化を目指し,これからも活動を続けていきます。



  春日野学区では,今後も各種団体と連携を深め,地域のネットワークを強固なものとし,災害時に配慮が必要な方々にも適切に対応できる安心・安全な地域づくりの実現に向けて尽力していきます。
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お問い合わせ先

京都市 消防局消防学校教育管理課

電話:075-682-0119

ファックス:075-671-1195