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京都市消防局

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平成27年8月号 担当区ぐグット紹介

ページ番号186176

2015年8月3日



 陶化学区は南区の北東部に位置し,北は九条通,南は十条通,東は鴨川,西は竹田街道に囲まれ,学区の中心を河原町通が南北に走っています。

 学区内には,河原町通などの主要な道路が多いことや,ターミナル駅であるJR京都駅が近くにあるため利便性が高く,大きな市営住宅やマンションもあることから,普段から比較的交通量や人の往来が多い賑やかな地域となっています。また,京都特有の地域特性である細街路に囲まれた古くからの街並みを残し,毎年,春先には五穀豊穣(ごこくほうじょう)や生活の安泰などを願う,平安中期から続く稲荷祭が行われるなど,古くからの伝統を残した地域です。


 陶化学区自主防災会は26の自主防災部で構成されており,約2,400世帯の方々が生活しています。南区自主防災会連合会会長も務めておられる炭谷寿朗陶化学区自主防災会会長が中心となって,各自主防災部長の方々と共に防災訓練や学区民を対象とした救命講習会を催すなど,地域の防火・防災の活動について,日々,積極的に取り組んでいます。

 また,陶化学区自主防災会では,近年,京都市においても甚大な被害を及ぼしている水災害に備え,避難所運営の訓練を実施するなど,学区全体で郷土を守り,災害に打ち勝つための活動を続けています。



 陶化消防分団は,丸山分団長以下16名で陶化学区の「安心・安全」のために防火・防災活動に取り組んでいます。陶化消防分団では,普段はサラリーマンとして企業等に従事している団員が多いですが,いざというときには地域の人々の暮らしと安全を守るためにいち早く災害現場に駆け付け,迅速で機敏な活動が行えるように,日頃から小型動力ポンプ操法の習熟に積極的に取り組んでいます。丸山分団長を中心に,ベテラン団員と若い団員が連携を強化し,より一層士気旺盛で活発な団活動を展開しています。陶化消防分団のモットーである「団員一致団結」を胸に,「安心・安全な陶化学区」の実現を目指して,地域の防災リーダーとして地域と共に,日々,活動を続けています。



 陶化学区では,平安中期から続く稲荷祭があるなど,古くからの街並みを残す歴史と伝統がある地域を守るため,自主防災会,消防団,そして学区民が一致団結し,安心で安全な陶化学区の実現を目指して日々積極的な活動と努力を重ねています。また,区役所や消防署などの行政機関も地域との協力関係を今後一層強化し,大規模災害に打ち勝つ「災害に強いまちづくり」,「安心・安全の陶化学区」の実現に向けて尽力していきます。

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お問い合わせ先

京都市 消防局消防学校教育管理課

電話:075-682-0119

ファックス:075-671-1195