平成27年　危険物安全週間の結果について

　伏見消防署では，危険物安全週間中，危険物施設における火災や流出事故を防止するために，危険物を保有する事業所と消防隊との合同消防訓練をはじめ，災害発生時に消防隊が円滑に活動するための事業所への現地調査活動や消防査察，また職員が高齢者宅等を訪問して，出火防止を呼び掛けました。

　さらに，危険物安全週間を広く知ってもらうために，鉄道会社の駅舎に啓発ポスターを掲出，先日，報道要請協定を締結した株式会社京都リビングエフエム(通称FM845)によるスポット放送，広報車両よる巡回広報活動等を実施しました。

　その他，龍谷大学で，学生を対象とした防火・防災研修を実施しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　6月10日水曜日の午後から，上原成商事株式会社　京都工場で，同社と消防隊との合同消防訓練を実施しました。

　合同消防訓練は，操業中に地震が発生，事業所内を走行中のトラックが運転を誤り，危険物施設に衝突，同施設からガスが漏洩して出火したとの想定で，従業員が119番通報，消火器による初期消火活動，負傷した人の救護活動及び流出した油の回収作業等を実施しました。

　伏見消防署消防隊は，同社の関係者から被害状況を確認し，2口放水活動を実施しました。合同訓練終了後，訓練に参加した消防隊や予防課員が，消防隊等が円滑に活動するために，社員から施設について説明を受けました。

　龍谷大学で実施した防火・防災研修会では，200名を超える教員・学生が参加し，防災講義を受けた後に，消火器と屋内消火栓の取扱方法を学びました。