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京都市消防局

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消防学校 今年度の方針 信頼される消防を目指し,熱き思いを胸に

ページ番号181956

2015年5月1日


 信頼される消防を目指し,熱き思いを胸に

 平成27年度消防局運営方針を実現するための重要な鍵は,様々な取組を実行する「人」にあります。安心・安全のまちづくりの実現は「人づくり」に掛かっていると言っても過言ではありません。

 消防学校では,今年度,「消防職員・消防団員の成長なくして地域の安心・安全の充実はない。」との決意をもって人材育成を推進してまいります。


〇 消防職員教育の充実

  消防学校を消防職員が消防人としての原点に立ち返る場所に位置付け,服務規律の徹底を図ると同時に,職員教育の充実強化に努めます。

  なかでも,各職場において要となる中堅職員の養成を推進するため,専科教育の整理・統合及び教育カリキュラムの見直しを図るとともに,受講者が職場で行う研修の実施体制を強化します。

  また,幅広い業務知識を身に着けるための独自教育として,短期間の特別教育の充実を図ります。さらに,知識・教育システムを活用し,各職場に積極的に教養資料を提供します。

〇 消防団員教育の充実

  地域の防火防災の要となる消防団員の教育では,各種教育訓練を通じて,地域実情に適合した市民指導能力の向上を目指すとともに,水災への対応や地震等の大規模災害に備えた教育訓練を実施していきます。特に今年度は,近い将来発生が予想されている大地震や近年多発する水災などにおける消防団活動の重要性を踏まえ,消防団が大規模災害時に活動する際の指揮能力の向上と安全管理の徹底が図れるよう,幹部教育に「大規模災害指揮教育」を新設し,取り組んでまいります。

〇 職務研究の推進

  個人が捉えた小さな発想の芽を見逃さないようにするため,サポートする側が既成概念を打破していきます。そして,その芽を育てて論考し,検証し,作文し,発表を行う過程で,しっかりとチーム形成できるようなサポートを研究所属とともに実施します。また,研究成果を実用化していく過程に力点を置き,積極的に検証していきます。

  本年度は,重点テーマに放火防止対策に関する研究を掲げました。予防部と連携を密にし,全職員とともに新しい発見に挑戦します。

〇 鑑識能力の向上へ

  少人数制の研修会や消防署が行う鑑識に対する研究課の技術支援を通じて,理解を一つ一つ積み上げながら出火原因に迫っていく,「過程を重視した教育」を行います。

  また,合同で鑑識,再現実験等を行うことにより,火災原因を追究し,職員の鑑識能力の底上げを図ります。


〇 市民に愛され親しまれる音楽隊

  消防音楽隊発足60周年,消防カラーガード隊発足30周年の節目の年を迎え,市民の皆様に対し,これまでの活動への理解と協力に謝意を表するため,年間を通じて記念事業を展開するとともに,音楽を用いた市民指導の手法に創意工夫を重ね,「防火ふれあいコンサート」や「みんなでコンサート」をはじめとする演奏機会を通じて,更に分かりやすく親しみやすい防火・防災の普及啓発を行います。

  • 目次

お問い合わせ先

京都市 消防局消防学校教育管理課

電話:075-682-0119

ファックス:075-671-1195