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京都市消防局

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消防隊による稲荷山周辺の山林パトロールを実施しました。

ページ番号181849

2016年6月9日

山林火災・山岳救助に備えて

 山林防火運動中の24日に,伏見消防署の消防隊が,稲荷山周辺の山林パトロールを実施しました。山林パトロールは,万が一,山林火災が発生した時に,円滑な活動を実施するため,消防車両の進入経路,消防水利の位置や水量,ホースの延長手順等を確認するものです。

 また,伏見稲荷大社には多くの参拝者が訪れ,境内から奥(東側)の参道では,気分不良や転倒等による負傷で,消防隊及び救急隊が救助活動で出動することもあります。地理に詳しくない観光客からの通報で出動する消防隊員は,現場付近に目標となる名称等を把握しておくことで,早期に現場に赴くことができます。

 山林パトロールを実施したのは,伏見消防署の本署,南浜消防出張所,淀消防出張所,神川消防出張所及び向島消防出張所に勤務する消防隊及び救急隊の計36名です。広範囲にわたる稲荷山周辺を把握するために,参加隊員を3班に分け,3つのコースのパトロールを実施しました。

 コースの1つとして,伏見稲荷大社の参集殿から,千本鳥居,奥社,三ツ辻,四ツ辻,一ノ峰,薬力社,眼力社,四ツ辻,お産婆池を経由して,参集殿に至りました。

 山林パトロール中には,参拝者やハイカーに,啓発用ティッシュ等を配布して,防火を呼び掛けました。山林パトロールを実施した24日は,快晴で山の緑がとてもきれいでした。今回の山林防火運動のスローガンは,「山の緑を火災から守ろう」です。京都の美しい山林資源を火災から守りましょう。


山林パトロールを実施する前に,境内で啓発用ティッシュを配布して,防火を呼び掛けました。


3班に分かれての山林パトロールで,途中数箇所で,参拝者やハイカーに防火を呼び掛けました。


消火活動に欠かせない消防水利の点検をしました。自然水利は季節によって水量が変化するので,渇水時等の把握が必要です。


山頂付近に設置された消火用水とホース格納庫を確認しました。


四ツ辻から山頂部分での山林パトロールの様子です。この班は,約1時間で,参道を一周しました。


伏見消防署での勤務期間が長い職員が,過去に出動した救助現場での活動内容等を説明し,情報を共有します。


参道には,山林火災予防を呼び掛ける手作り看板が,設置されています。


伏見稲荷大社参道は,東山トレイルコースにも入っており,消防や警察に通報する際には,この番号を伝えてください。

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京都市 消防局伏見消防署

電話:075-641-5355

ファックス:075-643-1999