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京都市消防局

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中学校2年生消防署職場体験学習(10月)

ページ番号174874

2015年6月9日

 平成26年10月27日(月曜日)から同月31日(金曜日)までの5日間,京都市立下京中学校2年生4名が「生き方探究・チャレンジ体験」で下京消防署に来てくれました。

「生き方探究・チャレンジ体験」1日目(10月27日)

 まず,会議室で各自が服装点検を実施した後,入室時の注意と敬礼を練習して,緊張の面持ちで署長室に入ってあいさつをしました。署長に消防に来た目的やチャレンシ゛体験への期待について話をしてもらい,署長から訓示を受けました。その後,署員へあいさつをしてから消防出張所に行き,社会見学で訪れていた小学校4年生の事故防止活動を行いました。帰署途中に消防指令センターを見学をしました。

 午後からは,JR京都駅前地下街「ポルタ」で消防設備や防災設備を見学するとともに防火管理について説明を受けました。

「生き方探究・チャレンジ体験」2日目(10月28日)

 午前中は,京都市市民防災センターに行き,地震,煙中避難,強風,消火及び都市型水害などを体験しました。4Dシアターの都市型水害体験は,迫りくる地下街の恐怖が印象に残ったようです。

 さあ,午後からは消防署体験の本番です。消防車両や資器材の説明を受けた後,資器材取扱訓練や個別技能訓練を実施しました。個別技能訓練は,防火衣の着装,ロープ結索,ホース延長,呼吸器の面体を着装して放水態勢をとるまでの一連の動作を行います。

市民防災センター消火体験
消防車両の説明
ロープ結索
防火衣着装

「生き方探究・チャレンジ体験」3日目(10月29日)

 消防職員は体力が勝負,これを最上にしておくことが求められます。トレーニングルームでトレーニングとトレーニング機器について説明を受けました。その後,区内の保育園に行って避難訓練を見学しました。保育園で避難指導を実施している署員を見て一言「こんなことまでやってるんや-」。徒歩で帰署途中,区内の通り名や学区名を教わり,そして街角に設置されている消火器や水バケツ,マンションの連結送水管を見ながら帰ってきました。

 午後からは救助訓練です。三連はしごを活用して高所から人形を救出します。救出した人形を担架に乗せて長距離搬送の訓練も実施しました。

高所救出訓練
担架搬送訓練

「生き方探究・チャレンジ体験」4日目(10月30日)

 少し慣れてきた4日目,午前中は防火・防災の体験です。家庭防火の基本である台所の火の取扱状況,電気配線や吸い殻の始末の状況,家の周りの放火危険の状況などをスライドを使って,危険な個所と要因を発表します。その後は,防災器材の取扱訓練やDIGを実施しました。

 午後は放水訓練です。防火衣を着装して実際に放水をします。筒先は放水すると前傾姿勢でないと保持できません。その重さに驚いていました。

ホース延長
放水中

「生き方探究・チャレンジ体験」5日目(10月31日)

 最終日です。中高層火災消防訓練を実施しました。庁舎の1階から5階までホースを延長しての火災防御訓練です。トレーニングウエア-で5階までなら簡単に上がれますが,防火衣を着装してホースを持って上るのは体力が必要です。大汗を流しながら階段を駆け上がりました。その後は,救急隊の訓練を見学して,そして自分たちが使用した会議室と階段の清掃を実施しました。

 午後からは,普通救命講習を受講した後,最後に署長から「我が家の防火診断士修了証」と「普通救命講習修了証」が交付されました。

 5日間の体験で,消防は体力が必要と感じたことや普通救命講習は多くの人が受講する必要があると思ったようでした。

 

普通救命講習
署長から2つの修了証を交付

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京都市 消防局下京消防署

電話:075-361-4411

ファックス:075-341-1999