無理のない登山をお願いします!
ページ番号173309
2024年4月10日
山岳事故を防止するために…
三方を山々に囲まれた京都市では、山を信仰の対象とした寺社仏閣も多く、遠方からもお詣りの方が多数いらっしゃいます。
また、北山、東山、西山、京北などの主要なトレイルコースなどでは、多くの方が自然に親しみつつトレッキングなどを楽しまれることと思います。
春・秋の季節には、ハイキング目的の登山者が増加しますが、山岳救助事故も増える傾向にあります。
山の中での急病や転倒負傷により動けなくなったり、道に迷って自力では下山できなくなったなどが主な要因です。近年では、暴風雨による倒木などで、本来あったはずの地図に載っている登山道が実際には道がなくなっていることも少なくありませんので、登山前にしっかりと情報を確認して、登山の計画をお願いいたします。
令和4年中は91件、令和5年中は111件の山岳救助事故が発生しています。
山岳事故を防ぐために、気候や天候、当日の体調等を十分に考慮し、適切な服装とゆとりある行動を心掛け、体力と経験に応じた無理のない登山をお願いします。
また、緊急時に確実に連絡がとれるよう、携帯電話等の通信手段の確保、GPS機能の付いたスマートホンで登山用アプリを活用した自身の現在地の確認、モバイルバッテリー等予備電源の確保など、準備を万端にして安全な登山をお願いします。
京都府警察・京都府消防長会・京都府山岳連盟からのお願い
京都府警インターネット登山計画書提出システムを利用すれば、スマートフォンやパソコンから簡単に登山計画書を提出できます。
下記リンク先に記載してありますので、併せて御覧ください。
山岳救助事故件数(発生要因別)
発生要因 | 令和5年中 | 令和4年中 | 令和3年中 |
道迷い | 22件 | 30件 | 33件 |
急病 | 48件 | 19件 | 15件 |
転倒負傷 | 23件 | 28件 | 23件 |
転落 | 9件 | 6件 | 6件 |
その他 | 9件 | 8件 | 6件 |
合計 | 111件 | 91件 | 83件 |
令和5年の111件中、急病や転倒負傷以外の「道迷い」による救助要請が22件ありました。
山岳救助の様子
お問い合わせ先
京都市 消防局警防部警防課
電話:075-212-6722
ファックス:075-212-6748