地方独立行政法人京都市産業技術研究所 令和7年度の業務実績及び第3期中期目標期間(令和4年度~令和7年度)における業務実績に関する評価結果について
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2026年9月17日
地方独立行政法人京都市産業技術研究所(以下「産技研」という。)は、京都の産業の発展を技術面から支える、京都市が設立した公的な産業支援機関です。
この度、地方独立行政法人法に基づき、以下のとおり産技研の令和7年度の業務実績及び第3期中期目標期間(令和4年度~令和7年度)における業務実績を、本市の附属機関である評価委員会からいただいた御意見を踏まえ評価しました。
令和7年度の業務実績に関する評価結果の概要(全体評価は以下(参考1)参照)
令和7年度の業務実績に関する全体評価(総括)は、下表のとおり大項目が全ての項目において「評価4」であると判断し、「中期計画(補足)の達成に向け、当該事業年度の業務運営は、全体として計画どおりに進んでいる。」とする。
補足 中期計画は、第3期(令和4から7年度まで)中期目標(産技研の業務運営の目標)の達成に向け、策定された計画です。
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大項目 |
京都市評価 |
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R4 |
R5 |
R6 |
R7 |
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第1 住民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する目標を達成するためにとるべき措置 |
4 |
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4 |
4 |
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第2 業務運営の改善及び効率化に関する目標を達成するためにとるべき措置 |
4 |
4 |
4 |
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第3 財務内容の改善に関する目標を達成するためにとるべき措置 |
4 |
4 |
4 |
4 |
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第4 その他業務運営に関する重要事項の目標を達成するためにとるべき措置 |
4 |
4 |
4 |
4 |
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大 項 目 評価基準 |
5 中期計画の実現に向けて、特筆すべき進捗状況にある。 |
4 中期計画の実現に向けて、計画どおり進んでいる。 |
3 中期計画の実現に向けて、おおむね計画どおり進んでいる。 |
2 中期計画の実現のためには、遅れている。 |
1 中期計画の実現のためには、重大な改善すべき事項がある。 |
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第3期中期目標期間(令和4年度から令和7年度まで)における業務実績に関する評価結果の概要(全体評価は以下(参考2)参照)
第3期中期目標期間における業務実績に関する全体評価(総括)は、最終年度となる令和7年度まで、全ての大項目で「評価4 中期計画の実現に向けて、計画どおり進んでいる。」と評価していることから、下表のとおり全ての大項目を「評価4」と判断し、「中期目標を達成した。」とする。
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大項目 |
京都市 |
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第1 住民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する目標を達成するためにとるべき措置 |
4 |
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第2 業務運営の改善及び効率化に関する目標を達成するためにとるべき措置 |
4 |
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第3 財務内容の改善に関する目標を達成するためにとるべき措置 |
4 |
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第4 その他業務運営に関する重要事項の目標を達成するためにとるべき措置 |
4 |
大 項 目 評価基準 | 5 中期目標を大幅に上回り、特筆すべき達成状況にある。 | 4 中期目標を達成した。 | 3 中期目標をおおむね達成した。 | 2 中期目標を十分達成できていない。 | 1 中期目標を大幅に下回っている又は重大な改善すべき事項があった。 |
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(参考1)令和7年度の業務実績に関する全体評価(総括)
第3期中期目標期間(令和4から7年度まで)の最終年度となる令和7年度の業務実績に関する全体評価(総括)は、第3期中期目標において掲げたいずれの課題に対しても取組を進め、全ての大項目について「評価4 中期計画の実現に向けて、計画どおり進んでいる。」と評価していることから、「中期計画の達成に向け、全体として計画どおり進んでいる。」と判断する。
なお、中期計画で定めた数値目標については、単年度の数値目標(9項目)に一部未達成(3項目)があるものの、ホームページや広報誌「京都市産業技術研究所magazine」などを用いたPRに努めたことで、京都市産技研が提供するサービスの「入り口」となる、無料の技術相談は過去最高の件数となっている。
また、京都市産技研が技術的なサポートを行い、製品化・事業化等につなげ、知恵産業の推進に寄与した企業2社を知恵創出″目の輝き″企業として認定し、伴走型支援を行ったほか、継続的なブランディングの取組により、京都酵母を使用した初のワインが丹波ワイン(株)から発売されるなど、技術支援を具体的な「出口」につなげるための取組を着実に推進した。
さらには、利用者を広げるためのスタートアップをはじめとする積極的な企業訪問の実施により、「京都市産業技術研究所ユーザーズコミュニティ」の新規会員の獲得につなげるとともに、会員交流の機会創出を軸に活動を進められた。
加えて、材料費や光熱水費等の物価高騰が続く中、先進的なデジタル活用と徹底した効率化等により、6期連続の黒字経営を達成し、財政基盤の強化と経営基盤の安定化に向けた取組が進められた。
引き続き、令和8年度以降も、京都企業の発展と地域産業の振興に寄与するとともに、第4期中期目標に掲げているスタートアップ等の支援やイノベーションの創出による新たな価値の創造に技術的側面から貢献されることを期待する。
(参考2)第3期中期目標期間(令和4年度から令和7年度まで)における業務実績に関する全体評価(総括)
第3期中期目標期間における業務の実績に関する全体評価(総括)は、第3期中期目標において掲げたいずれの課題に対しても着実に取組を進めており、4年目となる令和7年度まで、全ての大項目評価で「評価4 中期計画の実現に向けて、計画どおり進んでいる。」と評価していることから、「中期目標を達成した。」と判断する。
新型コロナウイルス感染症の影響が残る令和4年度に開始した第3期中期目標期間であるが、年度計画で定めた数値目標は一部に未達成のものが生じたものの、技術相談、試験・分析等は、法人化以降、過去最高の件数となるとともに、研究員が事業者を訪問してニーズを汲み取る「御用聞き型企業訪問」に取り組むなど、市内中小企業の下支えに大きな役割を果たしている。
また、研究開発では「簡易受託研究制度」を新設し、事業者が研究に取り組みやすい環境を整え、研究開発の支援、技術の実用化・商品化の支援を通じた「技術の産業化」を推進するとともに、京都酵母のブランド活用の推進や知恵創出“目の輝き”企業認定等を通じて、支援機関と連携した伴走支援を実施。京都酵母を用いた初のワイン発売や、ノーベル化学賞受賞を機に注目度が増している PCP/MOFを活用した大原パラヂウム化学(株)の瞬間消臭製品の開発など、マッチング支援等により、「出口」につなげるための取組を積極的に推進している。
さらに、「伝統産業技術後継者育成研修」や「評価技術講習会」「ORT事業」などにより、研修生・受講者の技術習得を支援し、地域のものづくり産業の担い手育成に貢献している。
加えて、研究会活動では、京都市産技研が各業界のネットワークをつなぐハブとなり、分野を横断した連携によって新しい発想を創出できる環境「京都市産業技術研究所ユーザーズコミュニティ(産技研UC)」を設立し、異業種間の連携や交流促進の役割を果たしていると評価する。
これらの実績を踏まえ、第4期中期目標期間においては、重点取組に掲げた京都のものづくり産業の技術面・人材育成面での下支え支援などの技術基盤の強化、産業競争力の強化に資する製品やサービスの高付加価値・技術の高度化支援の推進、技術シーズ等の実用化・実装化を加速する共創・オープンイノベーションの推進により、京都市産技研が京都企業の発展と地域産業の振興に寄与するとともに、京都の強みをいかしたものづくり技術でイノベーションを創出することを期待する。
(参考3)評価委員会
(1)開催状況
日時 令和8年8月4日(火曜日)午後1時 から 午後3時まで
場所 京都市産業技術研究所 2階 ホールA・B
議題等
- 令和7年度の業務実績評価について
- 第3期中期目標期間における業務実績評価について
(2)主な意見
無料相談件数が増加している一方で新規利用者数は減少しており、対応の質と相談件数のバランスが取れているか懸念する。
毎年目標を大幅に達成し、S評価やA評価になっている項目については、更に高い目標を掲げるべき。また、挑戦した取組自体を評価する制度も導入すべきではないか。
ハンズオン支援機器制度はとても素晴らしい取組なのでさらに強化してほしい。
第3期中期目標期間での組織改革により、「自由闊達」な組織になったと実感している。ブランド力向上や広報にも力を入れていることから、第4期中期目標期間のさらなる進化と飛躍に期待する。
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しんのう まいこ 新納 麻衣子 |
公認会計士・税理士 京都市立病院機構評価委員会 委員 京都市都市計画局指定管理者選定等委員会 委員 |
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なかむら みちかず 〇 中村 道一 |
NKE株式会社 代表取締役社長 京都先端技術研究会 委員長 公益社団法人京都工業会 理事 京都府中小企業技術センター協力会 会長 |
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ますだ あらた ◎ 増田 新 |
京都工芸繊維大学 理事・副学長 公益財団法人京都高度技術研究所 理事 |
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やなぎもと よりこ 桺本 依子 |
株式会社アナテック・ヤナコ 代表取締役 京都オスカークラブ 会長 |
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やまぐち すすむ 山口 進 |
株式会社川島織物セルコン 代表取締役会長 公益社団法人京都工業会 常任理事 一般社団法人京都経済同友会 幹事 |
(五十音順・敬称略)
補足 ◎は委員長、○は委員長代理
お問合せ先
京都市産業観光局産業スタートアップ・産学連携推進室
電話:075-222-3324
令和7年度の業務実績に関する評価結果について

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お問い合わせ先
京都市 産業観光局スタートアップ・産学連携推進室
電話:075-222-3324
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