京都府内半導体関連企業サプライチェーン等現状調査の結果及び「京都府内半導体関連企業マップ」の作成について
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2026年4月17日
京都府及び京都市では、府市協調のもと、半導体産業の更なる発展を目指した取組を進めています。この度、府内半導体産業の現状や、強み、課題、大学の研究内容等を把握するための調査を実施し、その結果を基に「京都府内半導体関連企業マップ」を作成しましたので、お知らせします。
調査の概要
調査目的
府内半導体産業の現状や、強み、課題、大学の研究内容等を把握し、今後の産業施策を立案するための基礎資料として活用するとともに、「京都府内半導体関連企業マップ」を作成し、京都企業の販路拡大やビジネスマッチングに繋げます。
調査の方法等
<アンケート>
・調査対象
京都府内に本社・事業所がある半導体に関連する可能性のある企業610社
京都府内で半導体関連の研究・開発を行っている可能性の高い大学8大学
・調査方法
郵送による配布、郵送またはWEBフォームによる回収
・調査期間
令和7年11月19日~令和7年12月19日
・回答数
企業:119社、大学:5大学(15名)
<ヒアリング>
・調査対象
アンケート回答企業のうち協力企業36社
・調査期間
令和7年11月28日~令和8年1月29日
調査実施機関
AI時代に向けた京都ものづくり産業の成長戦略実行委員会
AI時代に向けた京都ものづくり産業の成長戦略実行委員会
半導体産業をはじめ、京都のものづくり産業の成長を目的に、産学官の連携強化のもと、京都府・京都市協調で事業を推進するため令和7年4月に設置。
参画団体
(一社)京都産業都市創成研究所、(地独)京都市産業技術研究所、(公財)京都産業21、(公財)京都高度技術研究所、京都府、京都市
本調査から明らかになった京都の半導体産業の強み(ポイント)
京都の半導体産業は、グローバルに展開する半導体メーカーや製造装置メーカー数社と、それらを支える各種部品・材料の製造や微細加工を得意とする中小企業を中心に、材料研究を行うスタートアップ企業や大学・研究機関が集積しています。これにより多様な工程に対応できる企業群と、厚みのある周辺産業が一体となった産業基盤が形成されています。
加工領域を核とした、素材から活用までの重層的な産業構造
アンケートの結果、企業の約9割(90%)が製造装置や各種部品・部材、精密加工等の「加工領域」に関わっており、京都の半導体産業の中核を成しています。一方で、次世代材料(化合物半導体等)を扱う「素材領域(31%)」や、出口戦略となる「利用領域(28%)」も一定の厚みを持ち、サプライチェーンの各段階に幅広いプレイヤーがバランス良く存在しています。
特定工程の製造装置および分析・計測分野における専門性
「洗浄」工程に関わる装置(48%)や、歩留まり向上に直結する「分析・計測」機器(26%)に関わる企業が多数立地しています。これら特定の製造工程や高精度な計測分野において、世界的な市場シェアを有する企業が存在するなど、最先端の生産現場を支える高い専門性を有しています。
装置・計測機器メーカーの競争力を支える精密加工サプライヤー層
大手メーカー等の高度な要求に即応できる部品・材料の提供や精密加工(金属・樹脂加工、熱処理、表面処理等)の担い手が豊富です。特に金属加工(46%)を中心とした加工インフラが厚く蓄積されており、地域内での強固な連携が、装置・計測機器メーカーの製品競争力を根底から支えています。
産学の地理的近接
市内を中心とした大学・研究機関と企業拠点が物理的に近い距離に位置しています。この利便性が次世代材料等の共同研究やスタートアップの輩出、さらには社会実装に向けた連携を円滑にし、先端分野への柔軟な対応を可能にする独自の開発環境を維持しています。
お問合せ先
・京都府商工労働観光部産業振興課
電話:075-414-5103 メールアドレス:[email protected]
・京都市産業観光局スタートアップ・産学連携推進室
電話:075-222-3324 メールアドレス:[email protected]
報道発表資料
発表日
令和8年4月17日
担当課
産業観光局スタートアップ・産学連携推進室
電話:075-222-3324
報道発表資料

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産業観光局 スタートアップ・産学連携推進室
電話:075-222-3324
ファックス:075-222-3331




