京都ゆかりの創作集団「CLAMP」と京都市の 新たなコラボが決定 ～「CLAMP in KYOTO 綴」ティザーサイト公開＆コラボ商品の発売～

創作集団「CLAMP（クランプ）」の作品と京都ならではの伝統や文化がコラボする新たなプロジェクト「CLAMP in KYOTO 綴」。

この度、2025年4月に連載を再開した『xxxHOLiC』が、創業300年を迎える酒蔵『松井酒造』とコラボレーションし、第6巻『百鬼夜行』のエピソードに登場する「甘露」を、本プロジェクトの「甘露」として、希少な梅を使用した特別な梅酒を発売します。

CLAMP in KYOTO 綴 甘露 阿密哩多【amurita】～梅酒～

7,920円（税込）

300ml

松井酒造株式会社

一年に一度、百鬼夜行に参加した者だけが飲める甘露。この度の甘露は特別な梅酒・阿密哩多（アムリタ）。

阿密哩多（アムリタ）とは、甘く蜜のような味の食べ物の訳語であり、様々な苦悩を癒し、長寿をもたらす不老不死の甘い霊液と言われています。これは仏教でいう諸天の神の飲料水「甘露」のことを指します。

そして、阿密哩多～梅酒～ は、美しく薄桃色に染まった特別な梅酒です。それを実現させたのは、希少な梅「露茜（つゆあかね）」との出会いでした。露茜は通常の梅と異なり、スモモと梅を掛け合わせて生まれた珍しい品種です。熟した茜色の大きな実に、厚みのある果肉が詰まっています。梅酒であるのに、ほどよい酸味と甘みにスモモの存在を感じられることでしょう。甘い霊液という言葉にふさわしいお酒に仕上がりました。

2026年1月16日（金曜日）正午に「CLAMP in KYOTO 綴」公式サイト（http://clampkyoto.com/）及び京まふ公式X（https://x.com/kyomaf）にてお知らせします。

いがらし寒月、大川七瀬、猫井、もこなの女性4名からなる創作集団。

1989年「サウス」第3号(新書館)にて、『聖伝-RG VEDA-』で商業誌デビュー。

以降、『東京BABYLON』『X』『魔法騎士レイアース』『カードキャプターさくら』『ANGELICLAYER』『ちょびっツ』『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』『xxxHOLiC』『こばと。』『GATE7』『ドラッグ＆ドロップ』など、少女誌、少年誌、青年誌で作品を発表。アニメ『コードギアス』シリーズ、『ヴァンガード overDress』ではキャラクターデザイン原案を、Production I.GとCLAMPのコラボレーション作品『BLOOD-C』シリーズ、自作『カードキャプターさくら』ではシリーズ構成、脚本を担当。

“対価”と引き換えに願いを叶える「ミセ」の女主人・侑子と、その助手でアヤカシを惹きつける体質の少年・四月一日君尋（わたぬき きみひろ）が、不思議な客と出会い奇怪な出来事に遭遇していくダークファンタジー。

2003年からヤングマガジン、別冊少年マガジンで連載され、シリーズ累計発行部数は1,450万部以上。アニメや舞台・実写映画など多方面に展開する人気作品。

但馬国家臣であった初代・松井治右衛門が村の飢饉を救うため、井戸を掘り当てたことにより松井酒造の酒造りは始まったと伝えられます。以来300年に渡り、松井酒造は酒造りに使う井戸に「洗心井（センシンノイ）」と名付け、その水を「甘露水」と呼んでいます。極楽浄土には心を洗い清める甘い露が湧き、それは不老不死の霊薬としての意味や時の天子が仁政を司るめでたい前兆として天より降る水としての意味があります。時は流れ、現在の洗心井は西に京都御所や下鴨神社、東には大文字山を望む自然豊かな場所にあります。京都御所の三名水と同じ流れを汲み、今も水量が減ることなく湧き続けています。

酒は人が神とつながるための手段として生まれました。

旨い酒とはまさしく「甘露」であり、甘露は神と人、人と人、そして心と心をつなぐものと考え酒造りを絶やさず続けています。

京都市産業観光局クリエイティブ産業振興室（電話：075-222-3306）

令和7年12月26日

産業観光局クリエイティブ産業振興室

（電話：075-222-3306）