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「琉球新報ギャラリー」(沖縄)~「京都国際マンガミュージアム」(京都)巡回展「マンガと戦争展2」の開催

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2025年4月18日

 この度、京都国際マンガミュージアムでは、戦後80年を節目として、さまざまな「戦争マンガ」を紹介する企画展「マンガと戦争展2」を開催します。なお、本企画展は沖縄と京都の巡回展として開催します。また、本展覧会は「京都国際マンガ・アニメフェア2025(通称:京まふ)」の関連企画です。

開催概要

<期間>

 令和7年7月12日(土曜日)~11月25日(火曜日)

<時間>

 午前10時~午後5時(最終入館は午後4時30分)

 ※9月20・21日(土曜日・日曜日)は、「京都国際マンガ・アニメフェア2025」開催につき午前10時~午後7時(最終入館は午後6時30分)

<休館日>

 毎週水曜日、10月12日(日曜日)、13日(月曜日)、30日(木曜日)

 ※ただし、7月24日(木曜日)~8月26日(火曜日)は無休

<場所>

 京都国際マンガミュージアム 1階 ギャラリー1・2・3

 (〒604-0846 京都市中京区烏丸通御池上る)

<趣旨>

 「戦後」の文化として大きく花開いた日本のストーリーマンガは、戦争にまつわる体験や記憶からさまざまな影響を受けています。逆に言えば、戦後無数に作られてきた「戦争マンガ」を読み解くことで、戦争体験や記憶の継承に対し、私たちがどのように向き合ってきたか、そして、今後どのように向き合っていくべきかを考えるための、さまざまなヒントを発見できるはずです。

 本展は、戦後70年となる2015年に、京都国際マンガミュージアムで制作・開催した「マンガと戦争展」の“続編”であり、戦後80年の節目に向けて企画された“最新版”です。この10年の間に、同展は、国内だけでなくアメリカ合衆国を含めた6会場に巡回され、少なからぬ反響を呼びました。

 一方、最初の京都展開催から10年、世界情勢はさらに混迷を深めています。日本国内でも、「戦争」や「平和」は、どこかの抽象的な話ではなく、自分事として考えるべき切実なテーマとして認識されつつあります。

 はたして「戦後80年」とは、誰にとっての、どのような体験や記憶を意味しているのか。「戦争マンガ」の多様性と現在性にふれながら、一緒に考えてみませんか。

<展示構成/展示物>

(1)4象限で示すテーマごとにおける戦争マンガの紹介

 「沖縄」など、戦争に関わる複数のテーマを、X軸/Y軸を設定した4象限において、それぞれ4つのマンガ作品を紹介します。そのことで、同じテーマでも、様々なベクトルを持った多様な「戦争マンガ」が存在していることを示します。

(2)今読むべき/鑑賞すべき戦争マンガ原画の紹介

(2-1)新里堅進(しんざとけんしん)作品

 1973年に、「沖縄決戦」でデビューして以来、半世紀にわたって沖縄戦をテーマとする作品を、沖縄の地で描き続けている新里堅進先生を紹介します。具体的には、近年発表され、先生が、「この3作を読んだら、沖縄戦のことが一通りわかる」とおっしゃっている最新三部作の原画(生原稿)を展示します。

<展示原画>

 「シュガーローフの戦い 日米少年兵達の戦場」

 「死闘伊江島戦」

 「ヤンバルの戦い 国頭支隊顛末記」

(2-2)大白小蟹作品

 「うみべのストーブ大白小蟹短編集」が、「このマンガがすごい!2024」オンナ編第1位を獲得した、新進気鋭の若手マンガ家・大白小蟹(おおしろ・こがに)先生を紹介します。大白先生は、沖縄出身で、いつか沖縄戦をテーマにした作品を描きたい、と公言されています。具体的には、今回の展示のために描き下ろしていただいたイラスト1点と、戦争をテーマにした寓話絵本「太郎とTARO」の原画を展示します。

<展示原画>

 「ずっといるのにずっといない」[描き下ろしイラスト]

 「太郎とTARO」

(3)戦争マンガ読書コーナー

<料金>

 無料(ただし、ミュージアム入館料〔大人1,200円、中高生400円、小学生200円〕は別途必要)

 ※11月25日(火曜日)は「関西文化の日」につき入館無料

<主催等>

 主催:京都精華大学国際マンガ研究センター/京都国際マンガミュージアム

 監修:呉智英(くれ・ともふさ)

参考1:沖縄会場での企画展概要について

開催概要

<期間>

令和7年5月15日(木曜日)~6月10日(火曜日)
<時間>

午前10時~午後6時
<休場日>

期間中無休
<場所>

琉球新報ギャラリー(沖縄県那覇市泉崎1丁目10-3琉球新報社本社2階)
<料金>

無料
<主催等>

主催:京都精華大学国際マンガ研究センター/京都国際マンガミュージアム

共催:琉球新報社

監修:呉智英

参考2:「マンガと戦争展 6つの視点と3人の原画から」について


 戦後70年の2015年に京都国際マンガミュージアムで開催した企画展。6つの視点から選ばれた24点のマンガ作品と、新しい表現の「戦争マンガ」を発表している3人の作家の作品原画が紹介された。その後、同展は、国内だけでなくアメリカ合衆国を含めた6会場に巡回された。

参考3:「京都国際マンガ・アニメフェア」について

 マンガ・アニメ等を活用した新たなビジネスの創出支援、クリエイターの育成支援・雇用機会の創出、若者や外国人をはじめとした観光客の掘り起こし、コンテンツ都市京都のブランド向上などを目的として毎年9月に開催される西日本最大規模のマンガ・アニメの総合見本市。今年で14回目を迎える。
 メイン会場等でのイベントや当館との共通チケット情報などの詳細は、今後随時公開されますので、 公式サイト(http://kyomaf.kyoto/外部サイトへリンクします) を御確認ください。

お問い合わせ先

京都国際マンガミュージアム(担当:中村)
電話:075-254-7414

報道発表資料

発表日

令和7年4月18日

担当課

産業観光局クリエイティブ産業振興室(電話075-222-3306)

「琉球新報ギャラリー」(沖縄)~「京都国際マンガミュージアム」(京都)巡回展「マンガと戦争展2」の開催

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お問い合わせ先

京都市 産業観光局クリエイティブ産業振興室

電話:(代表)075-222-3337、(コンテンツ産業振興)075-222-3306

ファックス:075-222-3331

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