シンポジウム「マンガと〈展示〉」の開催について(京都国際マンガミュージアム)
ページ番号326933
2024年5月24日
この度、京都国際マンガミュージアムにおいて、第23回日本マンガ学会大会の一環として、シンポジウム「マンガと〈展示〉」が開催されます。
主催の「日本マンガ学会」は、さまざまな分野の研究者が集まり「マンガ」について考察しているアカデミックな団体です。年に一度、2日にわたって開催される日本マンガ学会大会では、ゲストを招いたシンポジウム等を開催します。
どなたでも参加できるイベントですので、ぜひ御参加ください。
日時
令和6年6月23日(日曜) 午前11時~午後4時30分(午前10時30分より受付)
会場
京都国際マンガミュージアム1階 多目的映像ホール
(〒604-0846 京都市中京区烏丸通御池上ル)
内容
1990年の東京国立近代美術館における「手塚治虫展」の開催以降、〈マンガ展〉はその場所や方法を拡げながら、マンガをめぐる営みの一部としてすっかり定着しました。 そうしたなかで、マンガを美術館のような場所で展示することの意味や、ビジュアル・ナラティブとしてのマンガ表現が、単行本や雑誌といった媒体から展示空間へと置き換えられることによって被る変化など、「マンガを〈展示〉するとはどういうことか」をめぐる論点が次々と浮上してきています。また、大英博物館でのThe Citi exhibition: Manga展に象徴されるグローバル化や、作家自身や出版社による企画開催への関わりの増大など、〈マンガ展〉をめぐる状況は今なお変化し続けてもいます。
本シンポジウムでは、これまでも多くの展示が開催されてきた京都国際マンガミュージアムで、こうした〈マンガ展〉の現在について、理論面・実践面からそれぞれ捉え直すことを試みます。
プログラム
第1部「マンガを〈展示〉するということ」(午前11時~午後1時)
出演:森川嘉一郎(明治大学国際日本学部准教授)
金澤韻(インディペンデント・キュレーター)
村田麻里子(関西大学社会学部教授)
伊藤剛(東京工芸大学芸術学部マンガ学科教授/司会)
第2部「ひろがりゆく〈マンガ展〉のかたち」(午後2時~4時)
出演:しりあがり寿(マンガ家)
鷲谷裕也(株式会社FUNDOM! イベント企画開発グループGM)
イトウユウ(京都精華大学国際マンガ研究センター特任准教授)
表智之(北九州市漫画ミュージアム学芸担当係長/司会)
料金
2,000円(一般)
1,000円(学生/学会員) ※ 学部生以下・要学生証提示
(ただし、京都国際マンガミュージアム入場料[大人900円、中高生400円、小学生200円]は別途必要)
参加方法
事前申込不要、当日先着順 ※ 午前10時30分より会場前にて受付
定員
200名
主催等
主催=日本マンガ学会
共催=京都精華大学国際マンガ研究センター/京都国際マンガミュージアム
参考
◆ 学会員による研究発表会 ※ 学会員でなくても参加できます。
⑴ 日時
令和6年6月22日(土曜)午後1時~4時50分
⑵ 会場
京都精華大学 黎明館・明窓館
(〒606-0016 京都市左京区岩倉木野町137)
⑶ 参加方法
事前申込不要
⑷ 参 加 費
2,000円(一般)
500円(学生)※ 学部生以下・要学生証提示
1,000円(学生会員以外の学会員)
★ 研究発表のプログラム等、大会の詳細については、日本マンガ学会のウェブページ(http://www.jsscc.net/convention/23)を御参照ください。
問合せ先
日本マンガ学会事務局(熊本大学文学部附属国際マンガ学教育研究センター内)
Eメール:[email protected]
報道発表資料
担当課:産業観光局クリエイティブ産業振興室
シンポジウム「マンガと〈展示〉」の開催について(京都国際マンガミュージアム)
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
お問い合わせ先
京都市 産業観光局クリエイティブ産業振興室
電話:(代表)075-222-3337、(コンテンツ産業振興)075-222-3306
ファックス:075-222-3331