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水稲担い手の省力化・コスト削減を目指す湛水直播栽培実演会の開催

ページ番号326156

2024年5月9日

 今年度、京北水稲担い手協議会及び京北水稲農業技術者協議会では、連携して水稲担い手農家の省力化・コスト削減を目指すため、ロボット田植機に播種機を装着し、無人での播種とドローンによる空中からの播種との比較を行う直播栽培実証試験ほ場を設けています。(湛水直播栽培用に開発されたリゾケアXLコーティング種子を使用)

 この度、試験ほ場において、メーカー及び技術指導機関の協力を得て、直播栽培の実演会を開催します。

1 開催日時

日程  令和6年5月14日(火曜日)

時間  午後1時30分~午後3時頃

※小雨決行 

※天候不順の場合、5月15日(水曜日)に順延

2 開催場所

京都市右京区京北鳥居町の水田2箇所

3 内容

1 試験ほ場での直播栽培実演

2 生産者・メーカー・技術指導機関との意見交換

<参考>

※ 京北水稲担い手協議会

 京北地域では大規模米農家の有志が集まり、平成30年11月に本協議会を結成し、地域の課題の1つである将来を担う生産者の育成・確保と、農業を通した京北地域の活性化を目指して活動しています。

※ 京北水稲農業技術者協議会

 京北地域に環境にやさしい栽培技術と省力化技術の普及により、環境負荷の低減を図るとともに、生産された農産物の高付加価値化によるブランド化を図ることで、農家所得の向上につなげることを目指し、令和6年3月に関係機関で結成された団体です。JA京都園部支店、(公財)きょうと京北ふるさと公社、京北水稲担い手協議会、京都乙訓農業改良普及センター、京都市京北・左京山間部農林業振興センターで構成されています。

※ 湛水直播栽培

 水稲栽培は、一般に田植機を使用して、育苗された苗を植える方法(移植栽培)が主流ですが、省力化及び低コスト化を図るため、水田に直接もみをまいて育てる直播栽培があります。最近では、もみの発芽率の低下や発芽後の倒伏等、直播栽培の欠点を克服するコーティング種子の開発やドローン等を活用した播種方法により、より省力化を図るスマート農業が注目されています。

※ リゾケアXLコーティング種子

 「シンジェンタ社」によって開発された植物成長調整剤、殺菌剤及び殺虫剤の3種類の農薬を被覆処理した種子です。湛水中でも病害虫に強く、植物成長調整剤をコーティングすることで発芽及び苗立ち率が格段に向上します。


報道発表資料

発表日

令和6年5月9日(木曜日)

担当課

産業観光局 京北・左京山間部農林業振興センター  (電話:075-852-1817)

報道発表資料

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お問い合わせ先

産業観光局 京北・左京山間部農林業振興センター
TEL:075-852-1817

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