次世代産業×大学発ベンチャー社会課題解決のための技術開発プロジェクト成果報告会の開催
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2024年2月29日
京都市及び(公財)京都高度技術研究所では、令和3年度から、次世代技術で社会課題解決に取り組む大学研究者に対して助成を行う、「次世代産業×大学発ベンチャー社会課題解決のための技術開発プロジェクト」を実施しています。
今年度は、「脱炭素化の推進」、「農林業の振興」をテーマとする3件の研究を支援しており、それぞれの研究の社会実装に向けて、成果報告会を開催します。
1 日時
令和6年3月25日(月曜日) 午後2時30分~4時10分
2 会場
京都リサーチパーク東地区 KISTIC 2階 イノベーションルーム(〒600-8813 京都市下京区中堂寺南町134)
※オンライン(YouTube)でも御覧いただけます。
・オンライン参加の場合、お申し込みいただいたメールアドレスにYouTubeのアドレス情報を送付します。
・通信環境により、映像や音声が乱れる場合があります。
3 プログラム
14:30 開会
14:35 成果報告(詳細は「8 発表内容」を参照)
・京都大学大学院 農学研究科 宋和 慶盛 助教
「バイオの力で大気中の二酸化炭素を現場で資源化」
・京都大学大学院 理学研究科 野田口 理孝 教授
「農業振興に寄与する植物生体分子診断技術の開発」
・京都大学 生存圏研究所 西村 裕志 特定准教授
「地域森林バイオマスからの高付加価値新素材の開発」
4 定員
会場参加:30名(先着順)
オンライン参加:上限なし
5 参加費
無料
6 申込期間
令和6年2月29日(木曜日)~3月21日(木曜日)午後5時
7 申込方法
以下のURLからお申し込みください。
https://www.astem.or.jp/whatsnew/20240229-38286.html8 発表内容
時刻 | 大学・研究者名 | 研究内容 |
---|---|---|
14:35 ~ 15:00 | 京都大学大学院 農学研究科 助教 宋和 慶盛 | バイオの力で大気中の二酸化炭素を現場で資源化 [内容] 本研究では、「どこでも、誰でも使える、安心安全」な脱炭素技術(生物電気化学的DACシステム)の開発により、空気中から二酸化炭素を高効率で固定化する技術を開発・検証した。酵素-電極界面設計に関する基礎知見を集積し、ガス拡散型電極を用いた気相中二酸化炭素の資源化技術を実現。また、生成物であるギ酸の活用方法を検討し、市場調査を通じて、家畜用飼料における防腐剤及び抗菌剤などへの用途に着目し、社会実装に向けた事業化計画を策定。 |
15:05 ~ 15:30 |
| 農業振興に寄与する植物生体分子診断技術の開発 |
15:35 | 京都大学 | 地域森林バイオマスからの高付加価値新素材の開発 [内容] 京都市は面積の約4分の3が森林であり、木材や竹などのバイオマスを活用した新素材開発は地域創生、林業振興、森林環境保全とカーボンニュートラルに貢献する。本研究では、革新的なGX技術による「リグニン」新素材の高付加価値化、用途開発を実施。 |
※各報告後、審査員からの講評を予定
9 問合せ先
<参考>
次世代産業×大学発ベンチャー 社会課題解決のための技術開発プロジェクト
〔目的〕
京都市が安心・安全で持続可能なまちづくりを進めるうえでの社会課題を提示し、その解決につながる研究開発を行う大学の研究者に助成することを通して、社会課題の解決及び研究開発成果の社会実装につなげる。これにより、大学発ベンチャーの起業・成長の機会を創出するなど、京都産業の活性化を推進する。
〔応募対象者〕
京都市内に設置されている大学・短期大学において研究を行っている者
〔社会課題テーマ〕
以下の4つの社会課題の解決につながる研究開発
・ 防災・減災の推進に寄与する技術の開発
・ 脱炭素化を推進する技術の開発
・ インフラ整備等に活用可能な技術の開発
・ 農林業の振興に寄与する技術の開発※応募者1人につき応募は1件のみ
〔助成金額〕
・ 助成金額 上限130万円(間接経費を含む)
・ 助成率 10/10報道発表資料
発表日
令和6年2月29日
担当課
産業観光局(産業イノベーション推進室 222-3324)
公益財団法人京都高度技術研究所(京都市桂イノベーションセンター 391-1141)
報道発表資料
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お問い合わせ先
京都市 産業観光局産業イノベーション推進室
電話:075-222-3324
ファックス:075-222-3331