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「京都のモノがたりプロジェクト」の実施について

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2023年11月30日

「京都のモノがたりプロジェクト」の実施について

 京都市及び「伝統産業の日」実行委員会では、「春分の日」を「伝統産業の日」と定め、この日を中心に年間を通じて、多くの方に伝統産業に慣れ親しんでいただける事業を実施しています。

 特に若い世代をターゲットとして、親子で伝統産業に触れる機会の創出、そして伝統産業品に愛着を持ち、長く大切に使っていただくことを目的に、昨年度に引き続き、今年度も「京都の伝統産業」と「絵本」のコラボ企画「京都のモノがたりプロジェクト」を実施します。

1 趣旨

 過去・現在・未来へ、工芸品を使うことで紡がれてきた生活文化・伝統文化や、匠の技に込められたものづくりへの想いである「ものがたり」を伝えていくこと。そこに着目すると、伝統産業と絵本には、重なる部分があるのではないでしょうか。読み聞かせの時間を通じて、「物語」の世界を親子で共有することができるのが絵本の魅力。そしてその「物語」は、親から子へ、そして次の世代へと受け継がれていきます。

 「京都のモノがたりプロジェクト」は、「伝統産業」と「絵本」に共通する、「過去から未来へ、物語を伝える」ということに焦点を当て、絵本の「物語」を伝統工芸の制作体験を通して味わってもらうとともに、制作した作品を日々の生活の中で大切に使用することで、新たな「モノがたり」を紡いでもらうことを目的とした、「ものづくり都市・京都」だからこそ展開できる企画を実施します。


2 内容

 株式会社福音館書店(本社:東京都文京区/代表取締役社長:佐藤潤一)が出版する絵本5作品を題材に取り組みます。今年度は、『はじめてのおつかい』『こんとあき』『おつきさまこんばんは』などで知られ、子どもたちのふとした仕草や表情を的確にとらえた繊細な絵が愛され続けている、絵本作家・林明子さんの絵本作家デビュー50周年(2023年11月)ともコラボした展開を行います。

<林明子さん特設ページ(https://www.fukuinkan.co.jp/ninkimono/detail.php?id=29外部サイトへリンクします)>


(1)作品の世界観を表すワークショップ(伝統工芸の制作体験等)の開発・実施

 京都の伝統産業事業者7社が、題材となる「絵本」の世界観を表現した作品の完成を目指すワークショップを開発します。


作品名:はじめてのおつかい
筒井頼子 作/林明子 絵

【伝統産業】京友禅 【事業者】京都染型協同組合

【内容】京友禅の型染の技法で、絵本キャラクターをトートバックに染色する体験。



作品名:おつきさまこんばんは
林明子 作

【伝統産業】京友禅 【事業者】田中金彩工芸

【内容】京友禅の金彩の技法で、絵本キャラクターをトートバックに染色する体験。


【伝統産業】唐紙 【事業者】株式会社丸二

【内容】唐紙と版木スタンプを使った行灯づくり体験。



作品名:きゅっ きゅっ きゅっ
林明子 作

【伝統産業】京友禅 【事業者】岡山工芸株式会社

【内容】はがきサイズの白生地に京友禅の技法で彩色する体験。


【伝統産業】京焼・清水焼 【事業者】有限会社晋六

【内容】お皿に絵本キャラクターを絵付けする体験。



作品名:がたん ごとん がたん ごとん
安西水丸 作

【伝統産業】京指物 【事業者】美術木箱小島

【内容】京指物の技術を使った桐箱制作体験と塗り絵。



作品名:ぞうくんのさんぽ
なかのひろたか 作・絵/なかのまさたか レタリング

【伝統産業】京漆器 【事業者】髙木漆工

【内容】積み木に漆で塗り絵をする体験。


※ 上記、「絵本キャラクター」とは、絵本作品中に登場する人やキャラクターなどを総称して表記しているものです。

(2)作品とコラボした商品の開発・販売

 上記(1)のワークショップの開発・実施に当たって制作する見本(完成品)を株式会社福音館書店と連携して販売します。

(3)「絵本&クラフトフェスタ」の開催

(1)のワークショップが全て体験できる催しとして、イベントを開催します。

 ○日時

  令和6年2月17日(土曜日)午前10時~午後5時

 ○場所

  イオンモールKYOTO

  Sakura館4階 Kotoホール/Sakura館2階 無印良品前

 ○内容

  ・伝統産業×絵本のワークショップ

   (昨年度に開発した人気のワークショップも出店します。)

  ・「京もの」で自由あそびコーナー

  ・絵本の販売 など

 ○入場料

  無料(ワークショップの体験料がかかります)

3 主催・共催

 京都市、「伝統産業の日」実行委員会、公益財団法人京都伝統産業交流センター

4 事業協力

 株式会社福音館書店、イオンモールKYOTO

広報資料(経済同時)

発表日

 令和5年11月30日

担当課

 産業観光局クリエイティブ産業振興室(電話:075-222-3337)

広報資料

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お問い合わせ先

京都市 産業観光局クリエイティブ産業振興室

電話:(代表)075-222-3337、(コンテンツ産業振興)075-222-3306

ファックス:075-222-3331

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