令和5年度GXイノベーション創出・社会実装事業 「京都GXシーズ事業化・プロジェクト化プログラム」採択結果
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2023年11月22日
令和5年度GXイノベーション創出・社会実装事業 「京都GXシーズ事業化・プロジェクト化プログラム」採択結果
京都市では、「大学のまち京都」の特性を最大限に活用し、GX(グリーントランスフォーメーション)に資する技術シーズを有する市内の大学研究者に対し、事業化・社会実装につながるプロジェクトを伴走支援する「京都GXシーズ事業化・プロジェクト化プログラム」を実施しています。
この度、審査委員会での審査の結果、6名を支援対象として採択しました。1 採択数
6名
2 採択一覧(受付順)
大学・研究者名 |
研究テーマ |
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京都大学生存圏研究所 特定准教授 西村 裕志 |
環境調和型GX技術によるリグノセルロース系新素材の創出 -温和な条件でバイオマスを分離するグリーンな環境調和型変換法による、木材や竹、農業残渣などの未利用バイオマスを活用した高付加価値の新素材の開発。 |
京都工芸繊維大学大学院 バイオベースマテリアル専攻 助教 徐 淮中 |
蚕タンパク(フィブロイン)からの遠心力電解紡糸等による生糸製造法の開発 -従来の熱を多用する製造工程から大幅な省エネを実現する遠心力電解紡糸法及び湿式紡糸法による、フィブロインの繊維化技術を活用した生糸製造及び機能性素材の開発。 |
京都大学人間・環境学研究科 研究員 谷村 文 |
表面塗布培養法による高効率な微細藻類培養の実現 -液体培養等と比較して場所に制限が少なく生産コストを削減することが可能な表面塗布培養装置の開発及び二酸化炭素を吸収することに優れた微細藻類株を用いた実証実験。 |
京都大学大学院農学研究科 助教 宋和 慶盛 |
バイオの力で実現する大気中二酸化炭素のその場資源化 -無機触媒では困難な大気中CO2の直接利用が可能となる、CO2資源化酵素の開発研究と、当該酵素を組み込んだCO2のその場資源化が可能となる装置の開発。 |
京都大学 福井謙一記念研究センター 教授 佐藤 徹 |
フレキシブル有機熱電変換材料の開発 -物体の両端に温度差があると温度差に比例した熱起電力が生じるゼーベック効果を活用した、未利用の廃熱を有効利用できる高効率熱電変換材料の開発。 |
京都大学大学院工学研究科 マイクロエンジニアリング専攻 研究員 福岡 隆夫 |
金ナノ粒子自己集合を利用したプラズモニックナノタグ -金ナノ粒子の表面増強ラマン散乱(SERS)の安定化技術による、紙のラベルシールや商品識別ラベルに代替可能なナノタグの開発。 |
3 支援内容
⑴ メンターによる伴走支援
起業経験や経営経験のあるメンターによる外部資金の獲得のサポート、ビジネスプランのブラッシュアップ、企業とのマッチング、相談対応を行います。
⑵ 特許・技術調査
技術シーズに関連する特許・技術動向を整理し、特許の有効性評価等を実施するとともに、必要に応じて特許戦略の相談対応、立案を行います。
⑶ 市場調査
技術シーズやその応用製品が市場においてどのようなニーズを満たすのかを把握し、市場規模や競合状況等の分析やマーケティング戦略の立案を行います。
4 支援期間
令和6年3月31日(日曜日)まで
(参考)事業概要
■ 目的
産業・社会構造をクリーンエネルギー中心へ転換するGXに資する技術シーズを有する市内の大学研究者を支援し、事業化・プロジェクト化を推進することで、新産業創出につなげていく。
■ 応募対象者
GXに資する有望な技術シーズを有し、事業化・プロジェクト化を目指す市内の大学研究者
※ 研究拠点が市外であっても、市内に拠点を有する大学に所属する研究者は対象とします。
■ 支援事業者(本事業の委託先)
株式会社産学連携研究所(京都市左京区吉田上阿達町17番地 地域経済牽引拠点3階)
広報資料
令和5年11月22日
産業観光局(担当:産業イノベーション推進室 電話:075-222-3324)
広報資料
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お問い合わせ先
京都市 産業観光局産業イノベーション推進室
電話:075-222-3324
ファックス:075-222-3331