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バイオコミュニティ関西「分析・計測分科会」の活動開始について

ページ番号314390

2023年7月5日

広報資料

京都市産業観光局(担当:産業イノベーション推進室、電話:075-222-3324)

バイオコミュニティ関西「分析・計測分科会」の活動開始について


 京都市では、「関西を拠点にバイオ分野における究極のエコシステムをつくる」ことを目的に設立された「バイオコミュニティ関西(通称:BiocK)」に参画し、産学公連携のもと、バイオ産業の活性化に取り組んでいます。

 この度、株式会社島津製作所及び地方独立行政法人京都市産業技術研究所(以下、「京都市産技研」という。)と共に、「分析・計測分科会」を発足し、7月5日開催のバイオコミュニティ関西委員会で発足及び活動について報告しますのでお知らせします。

 本分科会では、京都の強みである分析・計測技術で世界に伍するバイオ産業の発展の実現を目指し、今後、関連分野の企業や大学等への参画呼び掛けを行うとともに、地域企業への技術開発・人材育成等の支援活動を展開してまいります。

1 名称 

  バイオコミュニティ関西「分析・計測分科会」

 

2 目的

  バイオ産業の課題である「分析・計測技術の継承断絶」、「データサイエンティストの不足」、「人材の関西地域外への流出」等を解決することで、京都市内のバイオ産業関連企業をはじめとする関西のバイオ産業活性化を推進する。

 

3 参画機関

  京都市、株式会社島津製作所、京都市産技研

 ※ 今後、製薬企業、化学・試薬メーカー、分析・計測機器メーカー、大学等、本分科会に関心のある方へ参画を呼び掛けていく。

 

4 主な活動

  検査システム・医薬品開発等を支える分析・計測技術に係る新技術開発支援や人材育成支援、中小企業等の研究開発支援を展開する。

 ⑴ 分析・計測人材育成プログラム

  ア 分析・計測セミナーの開催

   ・ 分析・計測人材の育成、技術ノウハウの承継

   ・ データサイエンティストの育成支援

  イ 分析・計測分野での大学と関西企業との人材の橋渡し


 ⑵ 分析・計測技術の開発

  ア  各分科会の横串としての分析・計測技術の開発(お困りごと相談)、分析・計測技術を通じたバイオ系スタートアップの創出・支援

  イ 新しい分析・計測技術ニーズの発掘、アプリケーションの蓄積・活用

  ウ 新しい分析・計測技術の開発(ex. 抗体分析、遺伝子分析の高度化等)

 

5 その他

  バイオコミュニティ関西の分科会は、ヘルスケアや環境・エネルギーなど、多様な分野から25件設置されており、本市が分科会に参画するのは、本分科会が初めてである。また、京都企業がリーダーを務める分科会は、「麹菌(国菌)ウェルビーイング分科会」(月桂冠株式会社)に続き2例目である。

(※)バイオコミニティ関西(BiocK)(https://biock.jp/外部サイトへリンクします

 バイオ関連市場の拡大に向けて、東京圏のGreater Tokyo Biocommunity(GTB)とともに、内閣府のバイオ戦略に基づき認定されている官民ネットワーク。「持続可能な社会実現のため、バイオファーストの発想を広げ、グローバルバイオコミュニティの形成をめざす」というビジョンを掲げ、「関西を拠点にバイオ分野における究極のエコシステムをつくる」ことを目的としている。

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お問い合わせ先

京都市 産業観光局産業イノベーション推進室

電話:075-222-3324

ファックス:075-222-3331

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