【お知らせ】2022年京都開催の国際会議統計の発表について

公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー（075－353－3053）

取次：京都市産業観光局観光MICE推進室（075－746－2255）

　公益財団法人京都文化交流コンベンションビューローでは、2022年1月～12月の京都における国際会議の開催実績を、日本政府観光局（JNTO）基準※により集計し、別添冊子のとおり取りまとめましたのでお知らせします。

※当財団が把握する、現地開催・ハイブリッド形式にて開催された1件当たり50名以上参加の会議。

　2022年は、まん延防止等重点措置や水際対策等の制限が徐々に緩和されたことを追い風に、コロナ禍の取組が功を奏し、JNTO基準による国際会議の開催件数は京都市域で70件（前年比17.5倍）、市域を除く京都府域では6件を記録しました。府域・市域ともに、記録が残る1987年の統計調査開始以降最も少ない開催件数を記録した2020年、2021年から増加に転じました。

　京都市域の参加者数については、参加者数が500名以上の大型国際会議が24件開催されたことから、昨年の37倍、コロナによる影響が出始めた2020年も大きく上回る参加者数でした。

　また、会議形態別では、2021年から引き続きハイブリッドが主流な開催方式であった一方、オンライン配信を伴わない現地開催が急増し、中止・延期は大幅に減少しました。

　しかしながら、コロナ前と比較した場合、市域で約20％の開催件数、参加者数であり、コロナ禍からの完全な復活には至っておりません。当財団では、引き続き、会員企業・団体の皆様、 京都府、京都市、京都商工会議所、国立京都国際会館、京都市勧業館みやこめっせ等、各施設、京都府警、京都大学等各大学などの皆様との連携をさらに強化するとともに、SDGsに資するより一層良質な国際会議の誘致、安心・安全な開催の支援に努めてまいります。