スマートフォン表示用の情報をスキップ

京都市左京区

言語選択を表示する

検索を表示する

スマートフォン表示用の情報をスキップ

森京都 村人のつぶやき2

ページ番号12288

2013年3月18日



                                 村人のつぶやき                         (平成16年8月16日更新)

 

花脊の仲井友治さん

 

【松上げに初めて参加した時はどんな感じでしたか】

 


 

 松上げに初めて参加したのは中学1年生の時。
 興奮してアドレナリン放出状態になったような覚えがある。

【今の松上げの参加者はどんな感じになっていますか】
 松上げに参加するのは40~50人くらい。
 しかし,その半分はお盆休みに帰ってくる人々である。
 今は松上げが1年に一度皆が集まれる機会になっている。
 中学生になると松上げに参加することができる。
 息子も参加するが,中学生が少なく,その点は寂しく感じる。

【松上げへの意気込みは】
 参加し始めた頃は「松明が上まであがるよう」,
 松明があがるようになると「一番にあがるよう」,
 最近は「無事終わるよう」と変わってきている。

【松上げの鑑賞に来られる皆様へ】
 松上げは観賞用のものにはなっていませんが,
 我々と一緒にのんびり見ていただいて楽しんでもらえればいいかと思います。





広河原の杜若(かきつばた)安三さん   

【松上げって何】
 


   もともとは愛宕神社の送り火として始まった。
   毎年8月23日の愛宕講の翌日の24日に行っている。
   投げ手は地元の松上げ保存会のメンバーで,
   高校生以上の男性で構成されている。
   ちなみに定年はない。
   親族が亡くなって1年以内(昔は3年だった)の者は参加できない。
   私も今年兄弟が亡くなったので,今年の松上げは参加できず残念だ。
   また,女人禁制でもある。

 
【松上げへの意気込みは】
 火の投げ手が年々高齢化しているため,
 なかなか火が上まで上がらなくなってきている。
 松上げの後,お堂で女も男も踊るが,「ヤッサ踊り」の囃し方が減ってきて,後継者の育成に苦労している。
 しかし,それでも伝統行事であるので,
 地域住民皆毎年8月24日に松上げを続けていく気は満々である。
 今年も例年通り無事終わってくれればと思う。




久多の大江冨子さん

 

 

【女性の活動が活発と聞いていますが】


 JA花脊支店の久多支部の女性部として19人で活動している。
 栃餅や野菜を大原や岩倉で販売している。
 10年あまり活動を続けていて,お客さんとの交流が
 地域にとってプラスになっていると実感できている。

【日常生活は】
 普段は朝5時に起きて畑仕事や米作りに精を出している。
 栃餅をつく時は,朝3時起きで餅つきの準備を始める。
 栃餅のつき方は先祖代々受け継がれているが,
 経験を積まないと餅にいい色は出ない。
 その日のコンディションによっても餅の出来が変わってくるので,
 今も餅をつくたびに勝負するような気持ちでやっている。

【お買い物は】
 農協がなくなってからはやはり不自由になった。
 今は自治会と協力して注文を取りまとめ,
 岩倉のAコープから運搬してきている。

【久多へこられる皆様に一言】
 梅雨明けから8月のお盆前ごろまで北山友禅菊のシーズンなので,一人でも多くの方に見に来ていただきたい。

 

左京区  森京都トップ  自然  見どころ  イベント  レジャー  マップ  交通

お問い合わせ先

京都市 左京区役所地域力推進室

電話:庶務075-702-1001 防災・統計・選挙・企画・広報075-702-1021 まちづくり075-702-1029

ファックス:庶務・防災・統計・選挙・企画・広報075-702-1301 まちづくり075-702-1303