森京都 伝統行事 花笠踊(久多)
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2013年3月18日
伝統行事
花笠踊(久多)~美しい山村に伝承される重要無形民俗文化財~
花笠踊は,五穀豊穣の成就に感謝して,8月24日の夜に志古淵神社に奉納する灯籠踊り。花笠踊は,8月14日頃から地元の男性たちによって行う花笠作りから始まる。花笠は,六角形の笠と呼ぶ台の上に,ロウソクをともす四角の行灯をのせ,笠の四隅には,凝ったデザインの透かしを貼り,色とりどりの美しい造花を飾って作り上げる。
当日の夜,久多の男性達がそれぞれの花笠の行灯に火をともし,上の宮神社,そして,大川神社に踊りを奉納したあと,志古淵神社へ向かう。志古淵神社では,締太鼓のリズムと中世に流行した室町小歌をしのばせる歌にあわせ,花笠を手に取って踊りを捧げる。行灯の薄明かりの中,締太鼓と歌に合わせてゆらゆらと踊る姿は,何とも言えない幽玄の美しさを醸し出す。
(花笠踊り)
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