京の高校生探究パートナーシップ事業「京都探究エキスポ」の開催について
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2025年1月29日
本市では、平成11年度の堀川高校の探究学科群の設置以来、「探究」を柱とする取組を展開しており、生徒の探究活動を大学院生等がより専門的に支援するティーチングアシスタント(TA)の派遣を本市独自で実施するなど、各校の特色を生かしながら、市立高校全体で探究学習に積極的に取り組んでいます。
こうした中で、京都市長と京都府知事が政策協議等を行う府市トップミーティングにおいて、市立・府立高校で行うジョイント事業「京の高校生探究パートナーシップ事業」の導入等を通した「府市・高大連携を通した探究学習の推進」について、合意がなされたことを契機とし、京都市立・府立高校の垣根を超え、高校生たちが探究の成果発表を通じて交流し、学びをより深めていくための機会を創出することを目的としたキックオフイベントを開催します。
第4回生徒実行委員会の開催について
令和7年1月25日(土曜日)、京都市立西京高校にて、今年度最後の第4回生徒実行委員会が開催されました。
今回は、京都探究エキスポ本番を終え、活動を振り返り、改善点を共有するための振り返り会を実施しました。本番で果たした役割やチーム全体の運営状況を改めて見直し、次回エキスポの改善点について具体的な議論を行いました。
当日は、事前に各自で検討してきた以下の点について個人で振り返りをした後、各チームに分かれて本番での運営状況などについて、振返りや反省点などについて議論しました。
•「個人の目標」とその達成度
• 自分が担当した役割の中で「できたこと」「できなかったこと」
• 特に課題に感じた点や次回以降改善したい点
各自が具体的なエピソードを交えながら記載したことで、自己の成長や改善点がより明確になりました。その後、各チームの振り返り内容を全体で共有しました。自身の感想とともに、他チームの成功事例や課題などを共有しました。
生徒からは、
「先生に声かけられて参加したが、めちゃくちゃ楽しかった。来年もあれば、ぜひ参加したい。そして、もっと積極的に運営に関わりたい。もっと中学生に参加してもらえる仕掛けを考えたい。」
「パネラーの生徒が凄かった。自分もあんな対話できるようになりたい、と思った。」
「他校の生徒との交流が楽しかった。今、何かにチャレンジしていきたい、という気持ちで満ちている。」
「今までこのような取組に参加したことがなかったが、ゼロからイチを生み出す経験をして自信に繋がった。」
などの感想が述べられ、会場からは万雷の拍手が沸き起こりました。
会の最後には、京都府・京都市教育委員会より、生徒実行委員会の一員として参加し、イベントの円滑な運営と成功に貢献したことに対する「活動証明書」を渡しました。そして、全員で、「京都探究エキスポ」の時に着用した法被を着て記念撮影し、全ての行程が終了しました。
終了時刻を過ぎても、教室の残って名残惜しそうに、生徒同士や担当してくれた先生方と会話や記念撮影をする姿が見られ、今回の生徒実行委員会の活動を通して、生徒たちは様々な刺激や学びを感じ、大きく成長されたと思います。
今回の振り返り活動を通じて、生徒実行委員会全体として来年度の探究エキスポに向けた課題が明確になりました。次年度はこれらの成果と反省を踏まえ、より多くの参加者にとって有意義なイベントとなるよう、ブラッシュアップしていきたいと思います。

実行委員長による挨拶

発表会チームでの振返り

会場運営チームでの振返り

講演会チームでの振返り

各チームのまとめ発表

活動証明書の受領

集合写真
京の高校生探究パートナーシップ事業「京都探究エキスポ」が盛大に開催されました!
令和6年4月に行われた府市トップミーティングで、「京の高校生探究パートナーシップ事業」の導入が合意されたことを契機に、教育委員会、学校、生徒が一丸となって準備を進めてきた「京都探究エキスポ」が、令和6年12月21日(土曜日)に国立京都国際会館で開催されました。
本イベントは、「生徒自身が主体的に作り上げる場」であることを目指し、熱意ある生徒たちの手によって具体的な企画を検討・準備してきました。スローガンには「伝説の京都探究エキスポを創り上げる~協力、交流、準備万端~」が掲げられ、生徒実行委員会が中心となり、計3回にわたる会議で運営計画を練り上げ、当日を迎えました。
当日は、京都堀川音楽高校の代表生徒による金管八重奏による演奏で、京都探究エキスポの開会に華を添えられました。開会式では、主催者を代表し、前川京都府教育委員会教育長から本イベントの事業の趣旨や目的、そしてUncharted waters(地図にない未知の海域)を引用し、「探究活動がまさにUncharted watersに向けて船を出すことであり、今日得た学びや気づきがこれからの方向性を示す羅針盤となる」ことなどが語られました。河野生徒実行委員長からは、研究は結果が求められる一方、探究は自分が知りたい問いを深め、結果よりプロセスを重視するとした「研究」と「探究」の違いや「本イベントを楽しみましょう!」と参加者に向けて力強いメッセージがありました。その後、来賓として西脇京都府知事、松井京都市長からもご挨拶いただきました。本イベントの成功や今後の府市連携を通した探究学習充実への期待、そして「立場は来賓であるが、主催者の一人であるという思いで参加したい」などの挨拶をいただきました。
探究成果発表会では、京都府立・市立高校51校から466名の高校生が参加し、合計116本に及ぶ探究学習の成果が発表されました。会場内では、参加した生徒たちが自らの探究テーマについて熱心に発表し合い、それを聞いた他校生徒や指導助言スタッフがフィードバックを行うことで、探究活動のさらなる深化が図られました。発表内容には、社会課題に真摯に向き合ったものから、日常の興味関心や疑問を深掘りしたものまで多岐にわたり、それぞれの学校の特色や生徒たちの情熱が感じられる場となりました。午前の発表後には、谷口教授に、午後の発表後には、松尾教授、鈴木教授、谷口教授に講評を担当いただきました。
AI研究の第一人者である東京大学・松尾豊教授による講演では、AIの最新状況や社会で起きている変化、高校時代にやっておくべきことなどに加え、「変化から守る側ではなく、変化を起こす側に回ろう」「AIを学び、使いこなせるようになろう」など、未来への可能性と高校生への期待が語られました。
その後のパネルディスカッションでは、松尾教授に加え、鈴木寛教授も登壇し、3名の代表生徒とディスカッションを行いました。教育とAIやテクノロジーの関係やその可能性について深い議論が展開され、生徒たちも真剣な眼差しで耳を傾けていました。
本イベントは、生徒実行委員会がその運営の中心を担いました。実行委員長による開会の挨拶、司会進行、パネルディスカッションの運営、受付や誘導といった運営業務のすべてを、生徒たちが主体的かつ的確に進め、エキスポを成功へと導きました。この経験は、生徒たちにとって責任感やコミュニケーション力を培う大きな学びの機会となり、「伝説の京都探究エキスポを創るという目標に向かって、全員が一致団結出来た」や「他校の探究活動を見ることで、多くのアイデアを頂いた。自校での活動にも活かしたい。」と達成感とともに充実した時間を共有することができました。
また、中学生124名(保護者含む)が高校を知る初めての機会として見学に訪れ、高校生の発表に刺激を受ける姿が多く見られました。また、(公財)大学コンソーシアム京都の協力により、大学教員や大学院生など51名が指導助言スタッフとして参加。高校生たちに的確なアドバイスを送り、探究学習の質をさらに高める指導助言を行いました。さらに、高校コンソーシアム京都の運営協力企業をはじめ、経済界からも参加いただき、総勢1,128名が参加する中学、高校、大学、社会がシームレスに繋がるこれまでにない京都ならではの学びの博覧会となりました。
イベントの閉会式では、稲田京都市教育長より、本イベントが非常に有意義であったことや高校生に向けて本イベントを一つのきっかけとして更に探究を深めてほしいというメッセージとともに、次年度は更にバージョンアップし、京都探究エキスポを開催したい旨の挨拶がありました。
本イベントの終了後には、希望する生徒実行委員を対象に、松尾豊教授、鈴木寛教授、谷口忠大教授、そして松井市長を囲んだ特別座談会が1時間程度、開かれました。座談会では、全体の場では質問できなかった内容や、個々の関心に基づいた意見交換が行われ、最後の最後まで学びを深める貴重な機会となりました。
来年度のエキスポに向けた改善や計画については、1月25日(土曜日)に開催される生徒実行委員会での振り返りを踏まえ、さらに充実した形での実施を目指します。より多くの生徒が主体的に参加し、探究活動を通じて成長できる場を提供できるよう検討を重ねてまいります。
以下に当日の写真を掲載しております。高校生たちが創り上げた熱気あふれる場の様子をぜひご覧ください!

開会を告げる演奏 市立京都堀川音楽高校 金管八重奏 近藤 悠介 作曲 「ビヨンド・ザ・シー」

前川京都府教育委員会教育長による主催者挨拶

河野実行委員長による主催者挨拶

西脇京都府知事による来賓挨拶

松井京都市長による来賓挨拶

受付業務

発表セッション

京都大学大学院・谷口教授による講評

東京大学大学院・松尾教授による講演

東京大学・鈴木教授、東京大学大学院・松尾教授と代表生徒を交えたパネルディスカッション

稲田京都市教育長による閉会挨拶

特別講師3名と松井市長を交えた座談会
「京都探究エキスポ」の見学案内チラシについて
京都探究エキスポの見学案内チラシについて
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
「京都探究エキスポ」のチラシが出来上がりました。
答えのない問いに、より最適で、より納得のできる答えを導き出す「探究」。本イベントでは、京都府立・市立高校の垣根を超え、高校生が積み重ねてきた「探究」の成果発表会を通じて交流し、学びを深めます。高校生の多彩な探究心が、混ざり、響き合い、そして突き抜けていく。そのような様子を高校生、中学生、教育・経済関係者が見学いただけます。
<イベント概要>
1 主催
京都府教育委員会・京都市教育委員会
2 日時・場所
2024年12月21日(土曜日)10時30分~15時40分
国立京都国際会館 アクセス・駐車場 | 国立京都国際会館 (icckyoto.or.jp)
3 対象
中学生(保護者同伴可)、高校生、教育・行政関係者、経済関係者
4 申込
事前申込制です。申込期限はありませんが、事前に申し込みをお願いします。
申込フォーム:京の高校生探究パートナーシップ事業「京都探究エキスポ」の見学申込みフォーム
(office.com)
5 概要
高校生による探究学習の成果発表の他、AI研究の第一人者の東京大学・松尾豊教授による講演等の実施。
・オープニングセッション(10:30~11:00)
市立京都堀川音楽高校の代表生徒による開会を告げる演奏の後、
本イベントの生徒実行委員長(府立洛北高校2年生)の生徒代表挨拶や市長・知事による祝辞等を実施。
・講演・パネルディカッション(13:00~14:20)
東京大学教授 松尾 豊 氏「生成AI時代に皆さんはどう学び、挑戦すべきか」
※ 講演後、モデレーターとして京都市特別顧問の鈴木寛氏(東京大学教授)を加え、
代表生徒4名とのパネルディスカッションを実施。
・探究成果発表会:セッションA(11:15~12:15)/ B(14:35~15:25)
京都市立・府立高校51校の生徒が一堂に会し、日頃の探究活動の成果をポスター等で発表し、交流する。
発表本数は、計110本程度。谷口忠大氏(京都大学教授)による講評及び高校生へのメッセージも実施。
6 発表校(51校)
・市立高校:全9校参加
紫野、堀川、京都堀川音楽、西京、日吉ケ丘、美術工芸、塔南・開建、京都奏和、京都工学院
・府立高校:42校参加
山城、清明、鴨沂、洛北、北稜、朱雀、洛東、鳥羽、嵯峨野、北嵯峨、桂、洛西、桃山、東稜、
京都すばる、向陽、乙訓、西乙訓、東宇治、莵道、城南菱創、城陽、西城陽、京都八幡、久御山、
田辺、木津、南陽、亀岡、南丹、園部、須知、綾部、福知山、大江、東舞鶴、西舞鶴、海洋、
宮津天橋(宮津学舎、加悦谷学舎)、峰山、丹後緑風(網野学舎、久美浜学舎)、清新
第3回生徒実行委員会の開催について
令和6年12月7日(土曜日)に、京都市立西京高校にて、京都探究エキスポの開催に向けた最終回となる第3回生徒実行委員会が開催されました。
本生徒実行委員会は、京都探究エキスポの運営に生徒が積極的に参画することを通して、より充実した企画とするとともに、生徒自身の成長に繋げるため、立ち上げたものです。
全体会の中では、会の冒頭に生徒実行委員長の洛北高校2年河野さんから、「最後の生徒実行委員会となるので、各チームでの準備と各自の体調管理の徹底を」と大会の成功に向けた挨拶がありました。
また、オープニングセッションで、開会を告げる演奏を担当する京都堀川音楽高校の中園さんからも、「第1回という記念すべき舞台のオープニングを飾る演奏ができ光栄」「自分は探究活動が好きなので、こうした機会が得られて嬉しい」との心強い挨拶をいただき、会場から万雷の拍手が起こりました。
また、各チームの3つスローガンを元に生徒実行委員長が決めた全体スローガン「伝説の京都探究エキスポを創り上げる。~協力、交流、準備万端~」が発表されました。本イベントの成功に向け、府市の高校を超えて協力し、交流を深め、準備を余念なく行ったうえで、歴史に残るイベントを創造することへの決意の想いが込められています。
その後の分科会では、「講演会」「発表会」「会場運営」の3つのチームに分かれ、これまでの企画内容の進捗と課題を確認するとともに、他のチームの応援要請の整理などを行いました。
今回で、対面での生徒実行委員会は最後となります。今後の動きは、当日に向けてオンラインツールを活用し連絡調整を取りつつ、本番12月21日(土曜日)を迎える流れとなります。
皆様におかれましては、ぜひ、当日お越しいただき、生徒への探究活動の成果発表をご覧いただければと思います。
全体会冒頭でご挨拶をされる京都堀川音楽高校の中園さん

発表会チーム

発表会チーム

会場運営チーム
報道発表資料について
報道発表資料
第2回生徒実行委員会の開催について
令和6年11月12日(火曜日)に、オンラインにて京都探究エキスポの開催に向けた第2回生徒実行委員会が開催されました。
本生徒実行委員会は、京都探究エキスポの運営に生徒が積極的に参画することを通して、より充実した企画とするとともに、生徒自身の成長に繋げるため、立ち上げたものです。
まず、会の冒頭に、生徒実行委員長の洛北高校2年河野一輝さんから、「京都探究エキスポまで、あと1か月半。これまで出てきたアイディアをカタチにしていきましょう!」と大会の成功に向けた挨拶がありました。
全体会の中では、会場運営チームが作成している当日に生徒実行委員が羽織る法被などの進捗について共有がありました。法被裏面のデザインは、クジラをモチーフとしたもので、このデザインは「京都探究エキスポの会の壮大さを想起するクジラから、多彩なアイディアが溢れ出している様子」を表現しています。
その後の分科会では、「講演会」「発表会」「会場運営」の3つのチームに分かれ、第1回からの企画の進捗を確認する中で、各チームの目標が確定させるとともに、第3回(12月7日)に向けた課題整理などを行いました。各チームの目標は、以下のとおりです。
・発表会チーム:事前準備を徹底し、委員全員で連携を取り、発表者と聴衆の垣根を超えた交流の場をつくる。
・会場運営チーム:伝説の第1回京都探究エキスポを作り上げる!
・講演会チーム:(議論が白熱し、調整中)
今後の動きは、日々、オンラインツールを活用し連絡調整を取りつつ、12月7日(土曜日)に対面会議にて最終確認を行い、本番12月21日(土曜日)を迎える流れとなります。
このホームページにて、生徒実行委員会の活動の様子を定期的に報告していきます。ぜひ、生徒への応援をよろしくお願いいたします。
生徒実行委員長による挨拶
(洛北高校2年河野一輝さん)

法被デザイン
委員長チームと京都堀川音楽高校のオープニング演奏生徒による会場の下見について
先日、生徒実行委員会の委員長チーム(実行委員長・各チームリーダー)と京都探究エキスポ当日に開会を告げる演奏をいただく京都堀川音楽高校の生徒を合わせた計12名で会場である国立京都国際会館へ下見に赴きました。
現在、生徒実行委員会では、第1回での議論を踏まえて、オンラインツールを活用しながら、各チームでの目標設定や業務の棚卸をしております。
こうした中で、生徒から「まずは、会場を直接見に行くことでイメージを膨らませたい!」との声が上がり、国立京都国際会館の御協力をいただき、会場の下見に行くことになりました。
また、京都探究エキスポ当日に、開会を告げる演奏を行う京都堀川音楽高校からも、演奏にあたって、会場での音の響きや短時間で”入りはけ”ができるようなセッテイング等を考えたい、との声があり、同日に、下見を行うことになりました。
委員長チームは、会場全体の動線を確認するとともに、探究発表会を行う「イベントホール」を中心に下見を行い、初めての取組の開催へ向けて、イメージを膨らませました。
京都堀川音楽高校の生徒は、開会式や講演会を行う「メインホール」で演奏のリハーサルを行いました。生徒からは「思ったより音の響きが良い」などの声が上がっていました。
最後のまとめの時間には、委員長チームと京都堀川音楽高校の生徒が互いにエールを送り合うなど、温かな空気に包まれる時間となりました。生徒たちは、第2回生徒実行委員会や当日の発表に向けて、今回の下見で確認したことを活かしていくことになります。

メインホール

イベントホール
第1回生徒実行委員会の開催について
「京の高校生探究パートナーシップ事業」のキックオフイベントに向けた第1回生徒実行委員会が、令和6年10月5日(土曜日)に、京都市立西京高校で開催されました。
本イベントの運営に生徒が積極的に参画することを通して、本イベントをより充実したものとし、生徒自身の成長に繋げるため、立ち上げたものです。
まず、会の冒頭に、京都市教育委員会の稲田 新吾教育長から、各校から実行委員に応募した生徒38名への感謝と共に、本イベントに対する周囲からの期待や、生徒たちが力を合わせてイベントを一から創り上げていく中での様々な経験が成長の糧になることなど、生徒の成長への期待が込められた激励の挨拶がありました。
また、京都市立高校校長会長・西京高校校長 岩佐 峰之先生からも、激励の挨拶があり、「大人が決めたことをただやるのは、面白くない。ぜひ楽しんで欲しい。」とのメッセージがありました。
その後、生徒実行委員会の実行委員長の選出があり、4人の立候補がある中、府立洛北高校2年の河野 一輝さんに決定しました。全体総括やイベント当日の生徒代表挨拶など、イベントの顔として様々な場面で活躍いただきます。
続く正式名称の決定では、さっそく実行委員長の河野さんに司会進行をバトンタッチしました。生徒から事前にイベントの名称や愛称のアイディアを基に作成した3案をもとに、生徒による投票を行った結果、
本イベントの正式名称は、「京都探究エキスポ」に決定しました。
将来的に、本イベントがエキスポ(博覧会)のように、学問の分野を問わず、様々な「知」が交錯し、参加者が新たな発見と驚きを体験できるとともに、京都の高校で学ぶ価値を創造・発信する場となるように名付けました。
その後、「講演会」「発表会」「会場運営」の3つのチームに分かれ、各チームでの目標設定や役割分担の決定など、当日に向けた議論が展開されました。各チームでは、生徒が主体となり、前向きな議論がなされており、本イベントへの期待感が伺えました。
講演会チームは、生成AI研究の松尾豊教授(東京大学)などの講演・パネルディスカッションを、発表会チームは、当日2セッションある探究成果発表を、会場運営チームは、来場者受付・誘導動線・グッツデザインなどの運営を担います。
今後の動きは、日々、オンラインツールを活用し連絡調整を取りつつ、11月12日(火曜日)にオンライン会議にて進捗を確認し、12月7日(土曜日)に対面会議にて最終確認を行い、本番12月21日(土曜日)を迎える流れとなります。
このホームページにて、生徒実行委員会の活動の様子を定期的に報告していきます。ぜひ、生徒への応援をよろしくお願いいたします。

講演会チームの活動の様子
京都府立・市立高校合同探究成果発表会(仮称)の開催について
本キックオフイベントの補正予算が9月市議会において議決されました。概要は以下のとおりです。
〇 日程:令和6年12月21日(土曜日)
〇 会場:国立京都国際会館
〇 実施内容:
・講演(東京大学教授 松尾 豊氏)、生徒とのパネルディスカッション
・探究成果発表 発表ブースを設け、市立・府立高校生が日頃の探究活動の成果をポスター等で発表し、交流を図る。
〇 対象:京都市立・府立高校生
〇 見学者:府内中学生等
また、高校生の本イベントの運営業務への参画を通して、発表会の成功の一翼を担うとともに探究的な学びを深めるため、生徒実行委員会を立ち上げますので、その活動報告も、こちらに掲載していきます。
なお、本イベントの詳細は、11月上旬を目途に公表します。
(参考)指導助言スタッフ用コメントシートについて
コメントシート
お問い合わせ先
京都市教育委員会事務局 指導部 学校指導課 高校教育担当
電 話:075-222-3811
ファックス:075-222-3751