「京都市立学校空調設備整備に係るサウンディング型市場調査」の結果をまとめました

　京都市立小・中学校の空調設備については、平成16年度から17年度に中学校、平成18年度に小学校の全普通教室への設置を完了し、全国に先駆けた積極的な整備を進めてきました。また、特別教室についても、平成25年度に音楽室・図書室・コンピュータ教室への設置を完了しています。

　設置から約20年が経過する中で、膨大な数の空調設備の老朽化が一斉に進んでおり、既存の空調設備の大規模な更新を早急に進めるとともに、体育の授業や運動部活動時の熱中症対策、また災害による避難時の安心安全な生活環境向上の観点から、体育館への空調設備の新設についても検討を行う必要があります。

　そこで、この度、整備に係る具体的な公募条件等を整理するために、本事業に関心のある民間事業者の皆様を対象に、幅広く御意見・御提案をいただくため、サウンディング型市場調査（※）（以下、「サウンディング調査」という。）を実施いたしましたので、その結果をお知らせします。

（※）サウンディング型市場調査

　　公有財産の活用や民間活力導入の検討などを行う際、事業発案や事業化検討段階において、事業者等との対話を通じ、アイデアの収集や市場性の有無、実現可能性の把握を行うもの。

1　開催日

　　令和6年8月28日～9月4日

2　参加者数

　　7事業者・グループ

サウンディング調査においては、以下の項目を中心に個別に事業者との対話を実施しました。

・対話項目

1　本事業の参入意向と参入意向が向上する条件

2　事業方式に関する意見、要望

3　普通教室以外の施設の空調設備整備に関する意見・要望

4　設計・施工・維持管理に必要なスケジュール

5　体育館空調の仕様に関する意見、要望

6　対象施設の現地見学に関する意見、要望

7　リスク分担に関する意見、要望

8　概算事業費

9　その他本市に対する意見、要望