東吉祥院公園（元塔南高校第1グラウンド北側部分）の廃止について

　昭和35年に設置された東吉祥院公園については、当時の本市の喫緊の課題であった、市内の高校不足に対応するため設置した塔南高校のグラウンドとして、昭和38年4月の開校以来、今日まで使用してまいりました。令和5年7月に塔南高校は開建高校として元洛陽工業高校跡地に移転しており、令和5年内は引き続き、生徒たちがグラウンドを使用する予定ですが、次年度以降は校舎敷地や第2グラウンド等も含め、塔南高校敷地全体の跡地活用を進めていくこととしております。

　また、この活用の一つとして、現在、本市では第1グラウンドに、全員制中学校給食（※)を実施するための給食センターの建設を計画しているところです。

　そこで東吉祥院公園を廃止することについて、令和5年11月22日（水曜日）に元塔南高校体育館にて近隣住民の皆様に向けた説明会を実施いたしましたので、お知らせします。

（※全員制中学校給食の実施に向けた検討について）

　本市では、子どもたちの健やかな育ちと学び、子育て家庭支援の一層の充実のため、全員制中学校給食の実施に向けた検討を進めており、今年度、専門業者による調査を行うとともに、有識者や学校代表、PTA代表からなる「京都市全員制中学校給食検討会議」を立ち上げ、議論を重ねてまいりました。

　こうした調査や検討会議でのご意見等を踏まえ、本市として、持続可能で最適な実施方式として、給食センター方式で実施することとし、給食センターについては、敷地面積や、立地条件、道路環境面等を総合的に勘案し、東吉祥院公園部分を含む塔南高校第1グラウンドに整備予定です。