京都芸術教育コンソーシアム(Art-e kyoto)の取組
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2025年1月10日
京都芸術教育フォーラム
京都芸術教育コンソーシアム(Art-e kyoto)の主催により、平成24年度から開催しており、座談会やトークセッション等、芸術教育の充実・振興のためのフォーラムを年1回開催しています。
【令和6年度開催情報】
「京都芸術教育フォーラム2024」の開催が、以下のとおり決定いたしました。世界の文化首都「京都」で未来につながる「鑑賞教育」について考えてみませんか?
名称:京都芸術教育フォーラム2024
日時:令和7年1月16日(木曜日) 18:00~20:00
1部:Art-e京都の取組(15分)『芸術教育普及のいま~つながる芸術教育~』
京都市京セラ美術館と桃陵中学校による創意あふれる芸術教育普及のための取組をご紹介します。
2部:ゲストスピーカーによるトーク(50分)『鑑賞教育の役割』
醍醐寺学芸員・田中 直子氏と京都国立近代美術館学芸員・松山 沙樹氏のお二人に、鑑賞において大切にしていること、鑑賞がもたらすものについてお話いただきます。
3部:トークセッション(35分)『鑑賞教育とこれからの未来を考える』
ゲストスピーカーにファシリテーターを交え、事前にいただいていた質問も紹介しながら、芸術がもたらす豊かさ、鑑賞教育の在り方、そして次代の創り手となる子どもたちに伝えたいことについて、参加者の皆様と考えていきます。
場所:京都市京セラ美術館 講演室
定員:100名(事前申込制・先着順)
申込期間:令和6年12月16日(月曜日)~令和7年1月13日(月曜日)
※本フォーラムのオンデマンド配信を、期間限定(2月中旬~3月末頃)で公開することが決定いたしました。遠方の方や当日の参加が難しい方で、動画配信の視聴をご希望の場合は、「4.【任意】スピーカーへの質問~」に、【動画配信希望】とご記入の上、お申し込みください。準備が整い次第、ご登録いただいたメールにご案内を送付させていただきます。なお、オンデマンド配信希望の方につきましては、申込期限を2月7日(金曜日)まで延長させていただきますので、是非お申し込みください。
申込方法:申込期間中に、別添チラシに記載のフォーム又はメールアドレスからお申込みください。
フォーラム概要:将来の予測が困難とされる時代の中、豊かな感性や想像力等を育む芸術教育の重要性は増しています。京都芸術教育コンソーシアムでは、平成24年度の設立以来、芸術系大学等と市立小中学校との連携や今回で13回目となるフォーラム等を通じ、芸術教育の普及に努めてきました。今回のフォーラムでは、「鑑賞教育」をテーマに取り上げ、「文化の多様性」をキーワードに、地域の歴史や伝統文化を自らのものとして感じ、鑑賞がもたらす豊かさを体感する取組を続けている、世界遺産である醍醐寺の学芸員『田中 直子 氏』、「学習支援」という立場から学校との連携や子ども向けワークショップの企画など、美術館を活用した学びのサポート、教育普及に取り組まれている、京都国立近代美術館の学芸員『松山 沙樹 氏』のお二人をお招きし、ともに考えていきます。
※詳しくは、以下のチラシを御覧ください。
京都芸術教育フォーラム2024
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京都子どもアート探検ラリー
芸術系大学が開催する展覧会や京都市京セラ美術館等への子どもたちへの参加を促し、子どもたちが芸術を身近に感じることができるよう、取組を推進しています。子どもたちは、2つの会場でスタンプを集めて応募すると、ポストカードなどの「オリジナルグッズ」がもらえます。
【令和6年度開催情報】
名称:京都子どもアート探検ラリー2025
対象:京都市に在住又は京都市にある学校に通う児童・生徒
応募締切:令和7年4月4日(金曜日)※消印有効
※対象となる展覧会やイベントの開催期間や場所等は、チラシを御覧ください。
京都子どもアート探検ラリー2025
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京都芸術教育研究事業
平成24年度に、芸術系大学等で構成する京都芸術教育コンソーシアムを設立し、以降、歴史都市、文化芸術都市・京都の深く広い教育資源を最大限に活かしながら、芸術による教育の充実と、芸術を大切にする風土づくりを目指し、これまで先進的かつ独創的な取組を推進してきました。
芸術系大学と小・中学校等が、それぞれ現状と目的を共有し、相互に高め合いながら取組を一層深化・拡大することを通じて、多様な教育活動に応用できる京都ならではの芸術教育の確立と、全市的な教育力の向上を図るため、全市を牽引していく学校を研究推進校とし、支援する標記事業を実施しています。
大学名・機関名 | 連携先学校 | 連携内容 |
京都市立芸術大 | 下京渉成小 | 作品展等のアート空間を通じた豊かな感性の育成 |
京都精華大 | 岩倉南小 | 芸術教育による思考力・判断力・表現力の育成 |
京都芸術大 | 北白川小 | 対話的鑑賞の授業を通じ、想像力や新たな視点で物事を捉える力を育成 |
成安造形大 | 醍醐中 | 地域の文化遺産に関する学習を通じた探究心や判断力の育成 |
成安造形大 | 醍醐小 | 芸術を通して、自分や他者、作品と対話をすることで「主体的・対話的で深い学び」の育成 |
嵯峨美術大 | 西京極西小 | 大学生と作品の共同制作を通じた思考力や表現力の育成 |
京都美術工芸大 | 安朱小 | 大学との合同授業での取組を通した「主体的・対話的で深い学び」の実現 |
京都市京セラ美術館 | 桃陵中 | 他者の作品に触れ、自己を振り返ることのできる「柔軟な適応力」や「自分と向き合う力」の育成 |
京都芸術教育コンソーシアム(Art-e kyoto)とは

発足日
平成24年8月6日
設立目的
芸術系大学の相互連携による教育、研究の発展及び子どもたちへの芸術教育の充実・振興を通じて、芸術創造都市・京都の創生に寄与するために設立
構成団体
・芸術系大学(京都市立芸術大学、京都精華大学
、京都芸術大学
、嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学
、成安造形大学
、京都美術工芸大学
)
・京都市図画工作教育研究会、京都市立中学校教育研究会美術部会
・京都市(総合企画局大学政策担当、文化市民局文化芸術企画課)
・京都市教育委員会
組織体制
・会 長 京都市立芸術大学学長 赤松 玉女
・副会長 京都市図画工作研究会会長 中下 美華(京都市立西京極西小学校長)
京都市立中学校教育研究会美術部会会長 新谷 幸三(京都市立桃陵中学校長)
・事務局 京都市教育委員会 指導部 学校指導課
お問い合わせ先
京都市 教育委員会事務局指導部学校指導課
電話:075-222-3815
ファックス:075-231-3117