新たな時代に即した体験型学習プログラム「わくわく WORK LAND」「ジョイ JOB LAND」
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2025年6月4日
京都まなびの街生き方探究館では、社会状況が大きく変化していることを踏まえ、子どもたちに未来社会で必要となる資質・能力を育むため、当館が未来社会を見据えて開発した生き方探究教育(京都市版「キャリア教育」)の体験型の学習プログラム「わくわく WORK LAND(小学生用)」と「ジョイ JOB LAND(中学生用)」を令和4年度から京都市立小・中学校に提供しています。
本プログラムは、総合的な学習の時間などの授業で実施しており、児童生徒が館内に整備された施設において、協賛企業の社員の支援を得て、仕事体験等にリアリティ感を持って取り組みます。館内での体験活動に加え学校での事前・事後学習を通じて、変化の激しい未来社会で必要となる「解決すべき課題を見出し、主体的に考え、表現する力」や「多様な立場の者と協働して、新たな価値を生み出す力」の育成を目指しています。
わくわく WORK LAND(小学校用プログラム)
館内での体験学習の内容
◯児童が、WORK LAND(探究館の3階)にある会社又は市役所のいずれかの新規採用の社員・職員となり、「職場で仕事をする」と「体験講座~未来を考える~」の2つの体験活動に取り組みます。
◯「職場で仕事をする」では、協賛企業の社員等の進行の下、業務体験研修(商品販売など各社の定常業務を模擬店舗で体験)を受けた後、配属部署で指示された任務(新商品のアイデアなどをグループで考える)に取り組みます。
【協賛企業】
京都銀行/京都新聞社/井筒八ツ橋本舗/西利/ローソン
◯「体験講座~未来を考える~」では、AIロボットやドローン等の科学技術の展示物を見たり、体験したりする゛展示体験コーナー”において未来社会のイメージを膨らませた後、未来(20年後)の商品・サービスを開発する活動に取り組みます。
゛展示体験コーナー”には、セコム株式会社の協賛を得て、同社が販売する最先端の商品であるバーチャル警備システム等も展示しています。
※令和6年9月から活動内容を改変しました。
学校の事前・事後学習の内容
探究館の来館前には、働くことや仕事をする時に大切なことなどを考えたり、探究館での体験活動の準備をしたりします。また、来館後には、将来なりたい姿を描き、その実現のために今できることを夢プランにまとめるなど、各校で工夫して様々な学習が行われています。
ジョイ JOB LAND(中学校用プログラム)
◯生徒が、JOB LAND(探究館の2階)で開催される就職活動支援セミナーに参加する学生となり、「業務の実践体験」と「就活準備の実践体験」の2つの体験活動に取り組みます。
◯「業務の実践体験」では、セミナーの講師役である協賛企業の社員から提示されるJob Mission(各企業が実際に抱える業務課題)に対するアイデアをグループで考え、企画書をまとめる活動に取り組みます。
◯「就活企業の実践体験」では、ワークシートに基づき自己分析を行った後、協賛企業が出店する企業ブースにある展示パネルや資料等から企業研究を行い、自身と研究した企業との相性を分析する活動に取り組みます。
【協賛企業】
ジブラルタ生命保険/公益社/大和学園/京都料理芽生会/ローソン/大阪ガスネットワーク/京都新聞社/関西電力/三井不動産/ジェイコムウエスト京都みやびじょん局/京都中央信用金庫/井筒八ツ橋本舗
学校での事前・事後学習の内容
探究館の来館前には、自分の人生や働くこと、働く人を守るルールなどを考えたり、探究館での体験活動の準備をしたりします。また、来館後には、人生や仕事でなりたい姿を描き、その実現に向けて必要となる力や取組内容を未来設図にまとめるなど、各校で工夫して様々な学習が行われています。
お問い合わせ先
京都市 教育委員会事務局京都まなびの街生き方探究館企画推進室
電話:075-253-0880
ファックス:075-253-0878