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【9】紫野高校の取組

ページ番号275336

2023年4月19日

※学校ホームページはこちら外部サイトへリンクしますをご覧ください。

模擬国連の取組

京都市立紫野高等学校は、「21世紀を自分で歩く国際人を育成する」ことを目標に教育活動を展開しています。ユネスコ・スクール認定校として、「持続可能な開発のための教育(「ESD」)」の推進・充実を図り、その理念を実践するとともに新しい教育手法の開発や実践に取り組んでいます。

 「ESD」教育の取組の一環として、例年「中学生による模擬国連」を実施しています。模擬国連では、中学生が、グループに分かれて国連に派遣された一国の大使を演じ、核軍縮問題について国益を背負った立場で議論することにより、国際問題を多角的視点から理解するとともに、交渉力や論理的思考力をつけることを目指しています。

 また、本校生徒の助言・援助を得て、中学生は各国の立場から政策立案・演説・交渉・決議案作成を行います。これにより、国際理解を深め、本校で実践している教育活動(「むらさきのGAP(Global Action Program)」)を体験します。


むらさきのGAP(Global Action Program)の取組

京都の公立高で初めてユネスコスクールになった紫野高校では、「総合的な探究の時間」のテキストを教員が自作して、SDGsに関する独自の授業をしています。

 一年生ではカードゲームや体験活動を通してSDGsの基本を学んだり、船岡山・今宮神社・大徳寺などの史跡に恵まれた学校周辺でフィールドワークを行ったりしています。二年生では生徒自身の興味・関心をもとにしてSDGsの達成を目指した企画書や研究レポートを作成しますが、最終的にはそれをコンペ形式で発表して、魅力を競い合っています。



国際交流の取組

 豊かな国際感覚を身につけ、幅広い視野の養成をめざすため、様々な国際交流の機会を用意しています。例えば、アカデミア科では、1年生の終わりに実施する海外研修旅行の事前学習の一環として、英語のみを使って生活する夏季英語集中セミナーを7月に実施し、実践的コミュニケーションの能力を養います。

 このセミナーには、京都市の各校種で活躍している外国語指導助手(ALT)も10名以上が参加して、生徒たちの活動をサポートします。また、国際人として自国について学ぶ「京都をどのように伝えるか」等、大学との連携による「比較文化」や「国際京都学」などの研究・探究活動の一環を体験したりもしています。こうした活動を踏まえて、研修旅行(シドニーまたはダブリン、およびマレーシア)や短期・長期留学などに参加していきます。

 


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