薬物乱用防止に向けての緊急メッセージの発信について
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2016年5月25日
薬物乱用防止に向けての緊急メッセージの発信について
京都市教育委員会では,市立中学校3年生が大麻取締法違反容疑で逮捕される事案を受け,今一度,子どもたちの健やかな学びと育ちに関わる関係者が「子どもを取り巻く薬物の状況は,極めて深刻な非常事態である」という強い危機意識を共有し,薬物乱用防止に向けそれぞれの立場で,一致団結して取り組むため,京都府警察本部,校長会や保護者代表などの関係団体に参加いただき,「薬物乱用防止に関する緊急関係者会議」を開催いたしました。
会議の最後には,PTA,おやじの会や校長会など,関係団体の連名による「薬物乱用防止に向けての緊急メッセージ」を確認いたしました。
今後,この「緊急メッセージ」を,子どもたち,保護者・地域の皆様,教職員へ配布し,薬物乱用防止の再徹底に取り組んでまいります。
薬物「ダメ。ゼッタイ。」緊急メッセージ
子どもたちへ
~絶対(ぜったい)に大麻(たいま)をはじめとする薬物(やくぶつ)を使用(しよう)してはいけません~
大麻(たいま)をはじめとする薬物(やくぶつ)の使用(しよう)は,心(こころ)と体(からだ)をぼろぼろにし,人生(じんせい)を狂(くる)わせ,死(し)んでしまうこともあります。「1回(かい)くらいの使用(しよう)なら大丈夫(だいじょうぶ)」「タバコより害(がい)が少(すく)ない」という情報(じょうほう)は間違(まちが)いです。絶対(ぜったい)に大麻(たいま)をはじめとする薬物(やくぶつ)を使用(しよう)してはいけません!薬物(やくぶつ)の使用(しよう)を誘(さそ)われても絶対(ぜったい)に断(ことわ)りましょう。断(ことわ)れなくて怖(こわ)くなったら,その場(ば)から逃(に)げましょう。そして,必(かなら)ず先生(せんせい)や保護者(ほごしゃ)に相談(そうだん)しましょう。保護者の皆さんへ
~お子さんに,正しい知識と危険性を伝えましょう~
「『自分の子どもは大丈夫』,『うちの子に限って・・・』」と思う前に,親の責任として正しい知識をお子さんに伝え,危険から守りましょう。
お子さんに「あなたを大切に思っている」ことを伝え,絆を深めましょう。
そして,しっかりと見守り,少しでも気になることがあれば,学校や警察に連絡しましょう。地域の皆さんへ
~気になる子どもを見かけたら,学校・警察に連絡しましょう~
学校・PTAと連携し,子どもたちが健やかで心豊かに育まれる環境をつくりましょう。
多くの目で子どもたちをしっかり見守り,少しでも気になる子どもを見かけたら,学校や警察に連絡しましょう。教職員へ
~強い危機意識を共有し,指導・啓発を徹底しましょう~
学校全体,京都市全体で「薬物は子どもたち一人一人の身近に迫っている」という強い危機意識を共有しましょう。子どもたちや保護者等に対し,薬物についての正しい知識と危険から身を守る方法について,指導・啓発を徹底し,子どもたちの小さな変化やささいな兆候を見逃さず,手遅れのない対応と心の通った指導を徹底しましょう。保護者・地域・関係機関等と連携して,子どもたちが健全に育つ環境づくりのために全力を尽くしましょう。平成28年3月10日
京都市PTA連絡協議会
人づくり21世紀委員会
京都市地域生徒指導連合会
京都「おやじの会」連絡会
京都市小学校長会
京都市立中学校長会
京都市立高等学校長会
京都市立総合支援学校長会
京都市教育委員会
薬物「ダメ。ゼッタイ。」緊急メッセージ
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お問い合わせ先
京都市 教育委員会事務局指導部生徒指導課
電話:075-213-5622
ファックス:075-213-5237