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京都市の「中学校給食」

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2019年4月26日

中学校給食

中学校給食の目的

 家庭からの弁当持参か給食かを生徒・保護者が自由に選択できる本市の中学校給食は,心身の成長期にある中学生に,学校での昼食を通じて,正しい食生活を身に付けさせ,自ら実践する態度を育てる「食」に関する指導の充実を図るとともに,家庭からの手作り弁当の教育的効果を生かしつつ,中学生の栄養のバランスに配慮した食事を提供することを目的として実施しています。

実施状況

平成12年度(平成13年1月)に6校で試行実施し,その成果を基に,平成13~15年度の3年間で計画的に実施校の拡大を図り,平成15年度(平成16年1月)に全校への「校外調理委託方式・選択制」による給食導入を完了しました。(施設一体型の小学校併設校等を除く)

<経年実施状況>

      平成12年度: 6校

   平成13年度:29校(23校新規実施)

   平成14年度:52校(23校新規実施)

   平成15年度:72校(20校新規実施)【「校外調理委託方式・選択制」全校展開完了】 

   平成16年度:73校(洛風中学校開校により1校増)

   平成17・18年度:73校

   平成19年度:70校(下京中学校開校に伴う統合により5校減及び下京中学校・洛友中学校開校により2校増)

   平成20年度:70校

   平成21年度:69校(大原中学校の小中一貫校移行による実施方式変更により1校減)

      平成22年度:69校

     平成23年度:67校(開睛中学校開校に伴う統合により2校減)

      平成24年度:66校(凌風中学校開校に伴う統合により1校減) 

      平成31年度~:65校(向島中学校開校に伴う統合により1校減) 

   

    

中学校における給食実施状況(平成24年度~)
 実施方式学校数  補足
 校外調理委託方式・選択制 65校 
 全員給食制 6校 施設一体型の小学校併設校
 ミルク給食 1校 牛乳のみ供給
 未実施 1校 中・高一貫校のため食堂弁当利用可
 合計 73校 

目標

本市の中学校給食は,中学生の発達段階の特徴や選択制の特性などを考慮し,以下の3点を目標としています。

 (1) 望ましい食習慣の育成

   食生活が心身の健康にかかわることを理解し,成長期にふさわしい食生活が実践できるようにする。

 (2) 食の自己管理能力の育成

   自分自身の健康を考えて,日常生活や食生活を見直し,自ら改善していくことができる力の育成を図る。

 (3) 好ましい人間関係の形成

 お互いを認め合い,楽しく会食する中で,好ましい人間関係を形成する。

運営管理

(1) 運営方式

選択制

保護者・生徒がそれぞれの体調や生活の状況などを考慮し,家庭から弁当を持参するか給食を利用するかを月単位で自由に選択できる『選択制』で実施しています。

これは,親子の温もりを大切にした家庭からの手作り弁当の教育的効果を生かしつつ,学校における昼食が「食」の在り方について考え,より望ましい食生活を身に付ける機会となることを目的としています。

校外調理委託方式

調理業務等は,業務の履行能力や衛生管理のために備えるべき施設・設備について本市が定めた基準を満たす民間の業者に委託する『校外調理委託方式』で実施しています。

具体的には,委託業者が自前の調理施設(学校外)で調理・盛り付けした弁当箱形式の給食を各校の配膳室に配送し,委託業者から派遣される配膳員により各クラスに仕分けされた給食を生徒が引き渡しを受ける方式としています。

なお,牛乳については,牛乳業者が配膳室に配送しています。

盛り付けの様子

盛り付けの様子

栄養管理

献立は,教育委員会の栄養士が,献立原案を作成し,毎月,献立作成委員会において学校現場の意見を取り入れて決定しています。決定した献立は,教育委員会が委託業者にその調理方法など詳細にわたって指示しています。

物資管理

使用する全物資について,安全性はもとより,衛生,栄養,経済性などに配慮し,詳細な規格基準を定め,この規格基準に合致した物資のみを使用するよう,教育委員会が委託業者に指示しています。

衛生管理

本市独自の厳しい衛生管理基準を定め,委託業者に遵守させるとともに,随時,施設の立ち入り検査などを行い,作業管理の状況を点検するなど,全市同一レベルで万全を期しています。

施設・設備

委託業者から配送される給食を安全・衛生的に学校内で保管し,生徒に効率的に受け渡しを行う「配膳室」を整備しています。また,生徒同士などのふれあいを大切にした会食や食に関する指導の場,様々な教育活動の場として「いきいき交流ルーム(ランチルーム)」を整備しています。

(2) 実施計画

年間の具体的な実施回数は,学校行事計画などを勘案して各校の学校長が決定しています。

(3) 給食費(保護者負担額)

給食費(保護者負担)は,食材料費として1食当たり310円(平成27年4月分~)としています。

なお,生活保護及び就学援助を受けている家庭においては,公費で負担しています。

(4)申込方法

申込単位

給食実施月の前月に全ての生徒・保護者に献立表を配付し,1ヶ月分を一括して申込みを受け付けています。

申込方法

保護者の方は,給食実施月の前月に学校へ給食申込書を提出のうえ,1ヶ月分の給食費を専用の払込用紙を利用し,ゆうちょ銀行で委託業者に直接払い込むこととしています。

栄養管理

(1) 栄養所要量及び食品構成の基準

学校給食の食事内容は,安全で生徒にとって魅力的であるとともに,心身のめざましい成長期にある中学生に必要な栄養量が常に満たされ,栄養のバランスのとれたものであることが重要であるという認識のもと,本市における中学校給食の栄養所要量を以下のとおり定めています。

栄養所要量の基準

本市中学校における栄養所要量の基準は,文部科学省告示『学校給食実施基準』において示されている「児童生徒1人1回当たりの栄養所要量の基準」を適用しています。

栄養所要量の基準

区 分

エネルギー

(Kcal)

たんぱく質

(g)

脂 肪

(%)

食 塩

(g)

カルシウム

(㎎)

(㎎)

栄養量

820

25~40

摂取エネルギー全体の25~30%

3

450

4

ビ    タ    ミ    ン

食物繊維

(g)

マグネシウム

(㎎)

亜 鉛

(㎎)

A(μgRE)

B1(㎎)

B2 (㎎)

C(㎎)

300

0.5

0.6

35 

6.5 

140

3

(2) 献立

献立は,中学生の発達段階を考慮し,栄養やメニューのバランスを考え,安全性・生徒の嗜好・経費などに留意し,教育委員会の栄養士が献立原案を作成し,学校現場等の意見を取り入れて決定しています。

基準献立作成の指針

○ 安全な献立

食中毒防止のため,年間を通じて,全て加熱献立としています。

校外調理委託方式による弁当箱での配送形式ということを十分に踏まえ,調理施設・設備,調理方法,調理時間など衛生面を考慮して,献立を作成しています。

○ 栄養のバランスのとれた献立

栄養所要量及び食品構成表の基準を満たした栄養のバランスのとれた献立を作成しています。

○ 昼食指導における「生きた教材」となる献立

あらゆる食材を選び,調理法の変化や献立の組み合わせにも留意し,健全な嗜好が形成できる献立の作成に努めています。

京の伝統食や行事にちなんだ献立,季節を素材にした献立などを取り入れ,献立の多様化に努めています。

○ 経済的な献立

決められた給食費で必要な栄養量が様々な食材からとれるように,新鮮で経済的な食材を使用しています。

基準献立の内容

ア 主食

米飯(精米110g,一部米粒麦入り…週2回,炊き込みご飯…月2回,玄米ごはん…月2回)としています。 

イ 副食(おかず)

主菜に加え副菜4品(デザート含む)以上としています。

ウ 牛乳 

毎日,200mlを提供しています。

物資管理

 (1) 物資選定の方法

中学校給食用の物資は,安全性はもとより,衛生・栄養・経済性などに配慮し,使用する全物資(約500品目)について,詳細な規格基準を定めています。

また,物資の選定に当たっては,安全・衛生・栄養等の観点から専門的に検討し,選定を行うことが必要であり,『京都市立中学校給食物資選定委員会』において,使用する物資を選定するとともに,規格基準を定めています。

 (2) 物資の供給経路

主食(精米)

中学校給食で使用される精米は,財団法人京都府学校給食会(京都市立小学校での学校給食用精米を供給)の精米又はそれと同等以上のものを,委託業者が買い入れ,炊飯し,学校に納入しています。

副食(おかず)

中学校給食用の副食(おかず)物資は,教育委員会が定める『中学校給食用物資標準規格書』に適合したものを,委託業者が調達しています。

なお,使用する物資は,定期的に細菌,農薬,添加物等についての検査を実施し,安全性の確保に努めています。

牛乳

中学校給食用の牛乳は,京都府知事が決定した牛乳供給業者より供給を受けています。

施設・設備

(1) 配膳室

中学校給食の導入に当たっては,衛生管理に万全を期すため,委託業者が学校外で調理及び盛り付けし,配送・納品する弁当箱形式の給食(主食,副食,牛乳)を,生徒への引き渡しまで安全・衛生的に保管するとともに,生徒へ効率的に給食の受け渡しを行う『配膳室』を学校内に整備しています。

配膳室には,主食(ごはん)を温蔵保管する「温蔵庫」,副食(おかず)を冷蔵保管する「保冷庫」,牛乳を冷蔵保管する「牛乳保冷庫」等を設置しています。

(2) いきいき交流ルーム(ランチルーム)

余裕教室の改修により『いきいき交流ルーム(ランチルーム)』を整備し,生徒の食事環境の向上を図るとともに,「食」に関する指導の場としての活用の他,各種教育活動や地域開放など多目的な利用を図っています。

食事にふさわしい場として,生徒が楽しく,くつろいだ雰囲気で会食できるように,壁面や照明などを改修するとともに,食卓・椅子などの調度品を整備しています。

(3) 食器具

弁当箱は,作業効率や温度管理の方法(主食は温,副食は冷)を考慮して,主食用(中仕切無し)と副食用(中仕切有り)の2種類を教育委員会が購入し,各校から委託業者に貸与している。弁当箱の材質は,安全性や耐久性,質感,外観,経済性などを考慮して,ポリプロピレン製とし,製品は,厚生労働省指定の検査機関により安全性が確認されたものを購入しています。

給食制度の導入に至る経緯

(1) 平成9年2月18日,教育長の諮問機関として学識経験者,PTAの代表,学校関係者等からなる「中学生の健やかな成長を目指す望ましい食生活と昼食に関する検討委員会」(委員長:加茂直樹京都教育大学学長)を設置し,「中学生の健やかな成長を目指す望ましい食生活と昼食の在り方」について諮問しました。

(2) 検討委員会では,他都市における昼食等の全国規模での調査や本市中学生2,000人を抽出した食生活に関する詳細なアンケート調査及び全市中学校への実態調査等を実施し,教育的見地から,食生活全体にわたって検討が進められ,平成11年6月2日に「中間報告」が提出されました。

(3) その後,調査結果をもとに,約200項目にわたるクロス集計を行うなど,様々な角度から分析・考察を進め,望ましい食生活の在り方,本市の実態を踏まえた学校での昼食の在り方の2項目について検討が重ねられました。

(4) その結果,平成11年12月15日に答申があり,「食」に関する指導の必要性を指摘するとともに,学校における昼食については,「完全自由選択制・校外調理委託方式」による給食制度の導入が提言されました。

(5) 教育委員会では,この答申を尊重し,給食制度の導入を決定するとともに,平成11年12月22日に,給食制度の円滑・効率的な導入に向けて,学識経験者やPTAの代表,学校関係者等からなる「中学校給食等推進委員会」を設置し,管理・運営の方法や「食」に関する指導方法,試行実施の内容などの多岐にわたる検討項目について,4つの専門委員会に分かれ,具体的な検討を進めました。

(6) それらの検討結果を踏まえ,施設設備の整備,委託業者の選定,学校体制の整備などを進め,平成13年1月から6校をモデル校として試行実施を開始しました。

お問い合わせ先

京都市 教育委員会事務局体育健康教育室

電話:(1)学校安全・保健担当:075-708-5321,(2)学校体育担当:075-708-5322,(3)学校給食担当:075-708-5323

ファックス:(1)学校安全・保健担当:075-551-9550,(2)学校体育担当:075-551-9551,(3)学校給食担当:075-551-9550