京都市立音楽高等学校移転整備事業

PFI事業の公表資料を掲載しています

　京都市では，昭和23年，京都市立堀川高等学校に，全国初の公立高校の音楽科として創設され，わが国を代表し，世界で活躍する優れた音楽家を輩出してきた京都市立音楽高等学校（現在地：西京区大枝沓掛町）の新校舎等を，中京区の元城巽中学校（平成17年度末まで京都御池中学校）跡地において整備し，音楽高校を移転する「京都市立音楽高等学校移転整備事業」（以下「本事業」といいます。）を実施します。
　 新校舎の整備に当たっては，次代の教育に対応できる優れた機能性が確保され，優れた京都の文化芸術を通じて市民生活やまちづくりの取組を活性化する文化，芸術の拠点施設として，また，京都の景観づくりの先導的モデルともなるよう整備し，平成21年度中の移転を予定しています。
　 本事業の実施にあたっては，平成17年度末までに，「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」（以下「PFI法」といいます。）に基づくPFI手法をはじめとする事業手法について調査，検討した結果，効率的，効果的な財政の縮減が見込まれることや民間事業者の発想力や活力を取り入れることが可能であることから，PFI手法を導入することとしました。
　 本事業へのPFI手法の導入は，平成18年4月から施設の供用を開始した京都御池中学校・複合施設（京都御池創生館）整備事業，平成18年の夏に全市の小学校の教室を冷房化する京都市立小学校冷房化等事業，京都市伏見区総合庁舎整備等事業に続く，京都市4件目のPFI事業となります。