「いのちを守る 橋りょう健全化プログラム」(第2期)の策定について
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2021年3月8日
この度,京都市では,平成29年度から5年間を取組期間とする「いのちを守る 橋りょう健全化プログラム(第2期)」を策定しました。
本プログラムは,震災時における避難ルート及び救援車両等の通行確保を目的とした橋の補強(耐震補強)や,老朽化が進んだ橋の補修(老朽化修繕)といった「橋の健全化」を効率的,効果的に進めるため,5年ごとに優先順位を明確にし,具体的な取組目標を示すもので,現在,平成29年度から平成33年度を第2期として取組を進めています。
引き続き,市民の皆様の「いのち」と「くらし」を守るため,「橋の防災力」を高める健全化対策にスピード感を持って進めてまいります。
1 第2期プログラム(平成29年度~平成33年度)の内容(取組目標)
耐震補強
耐震補強 19橋(うち17橋を第2期で対策完了予定)
(1) 緊急輸送道路上(橋長15m以上)の橋りょうの耐震補強
15橋(うち期間内に14橋完了予定)
⇒緊急輸送道路上(橋長15m以上)の全28橋中27橋の対策完了
(2) 跨線・跨道橋の耐震補強
(新幹線をまたぐ橋りょうと,JR東海道本線をまたぐ橋長が長い道路橋を優先)
4橋(うち期間内に3橋完了予定)
⇒跨線・跨道橋全24橋中5橋の対策完了,新幹線をまたぐ全2橋の対策完了
(3) 耐震未対策の跨線・跨道橋の基礎調査
第3期以降に対策を行う跨線・跨道橋については,実態に合った計画とするため,利用状況等を調査します。
老朽化修繕
老朽化修繕 22橋(すべて第2期で対策完了予定)
(1) 損傷が特に大きい橋りょうの修繕
15橋
⇒損傷が特に大きい橋りょう全35橋の対策完了
(2) 緊急輸送道路上(橋長15m未満)の橋りょうの修繕
7橋
⇒緊急輸送道路上(橋長15m未満)の橋りょう全21橋の対策完了
2 プログラム全体(第1期~第4期)の目標
(1)耐震補強
(2)老朽化修繕
(3)計画期間ごとの進捗状況と達成目標
計画期間 (区分) | 耐震補強 | 老朽化修繕 |
---|---|---|
全体 (20年間) | 耐震補強を行う橋りょう 52橋対策完了予定 | 早期に対策が必要な橋りょう 426橋対策完了予定 |
第1期 (H24~ H28) | ○緊急輸送道路のうち重要路線(※)上 ○跨線・跨道橋 15橋対策完了 | ○損傷が特に大きい ○緊急輸送道路のうち重要路線上(橋長15m未満) 34橋対策完了 |
第2期 (H29~ H33) | ○緊急輸送道路上 ○跨線・跨道橋 17橋対策完了予定 | ○損傷が特に大きい ○緊急輸送道路上(橋長15m未満) 22橋対策完了予定 |
第3・4期 (H34~ H43) | ○跨線・跨道橋を含め対策完了予定 20橋対策完了予定 ⇒計52橋対策完了予定 | ○要早期対策の橋りょう対策完了予定 370橋対策完了予定 ⇒計426橋の対策完了予定 |
※ 重要路線
緊急輸送道路のうち,災害時に他都市からの応援部隊や支援物資の搬送に必要となる路線及び市域の骨格ネットワークを形成する路線
3 「京都市橋りょう長寿命化修繕計画」<改訂版>について
この度,老朽化修繕のマスタープランとなる「京都市橋りょう長寿命化修繕計画」についても,一巡した管理橋りょうの点検結果を反映し,内容を時点修正し,改訂しました。
「いのちを守る 橋りょう健全化プログラム」(第2期)
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お問い合わせ先
京都市 建設局土木管理部橋りょう健全推進課
電話:075-222-3561
ファックス:075-213-5181