「京都市橋りょう長寿命化修繕計画」<改訂版>(平成29年2月)の策定について
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2022年3月23日
「京都市橋りょう長寿命化修繕計画」<改訂版>(平成29年2月)の策定について~今後の橋りょうの維持管理の考え方~
我が国の橋りょうは,昭和30年代に始まる高度経済成長期に集中的に建設されてから50年が経過し,老朽化が全国的な課題となっています。
京都市においても,建設後50年以上経過した橋りょうの占める割合が他都市と比べて高く,老朽化修繕を効率的に進めていくことが大きな課題となっています。
国土交通省は,平成19年8月に米国ミネソタ州の鋼トラス橋が崩壊した事故を踏まえ,従来のような事後保全(大規模修繕や架け替え)から,定期的な点検で現状を把握し,早い段階で修繕を行う予防保全への転換を提言しています。
また,平成24年12月には中央自動車道笹子トンネルの天井板落下事故が発生し,老朽化する道路インフラが危機的状況にあると警告され,老朽化対策の本格実施を提言しています。
京都市では,こうした老朽化する公共施設の適切な維持管理を行っていくため,平成27年3月に「京都市公共施設マネジメント基本計画」(行動計画)を策定しました。
この行動計画の施設ごとの個別施設計画として,「京都市橋りょう長寿命化修繕計画」を位置付けました。本計画は,老朽化が進んでいる橋りょうの修繕を行うとともに,予防保全型の維持管理による「長寿命化」を目指し,今後の維持管理の考え方を示したものです。計画的に点検・修繕等を行うことで,費用の縮減・予算の平準化を図ろうとするものです。
平成23年12月に本計画を策定した時点では,橋りょうの点検途中でしたが,平成26年度に全橋りょうの点検が一巡し,京都市管理橋りょうの全容を把握できたことから,「いのちを守る 橋りょう健全化プログラム(第2期)」の策定にあわせて,内容の改訂を行います。
※なお,同時に策定した「いのちを守る 橋りょう健全化プログラム(第2期)」は,橋りょうの老朽化修繕と耐震補強を並行して,効率的・効果的かつスピード感を持って推進するため,優先順位や具体的な目標を定めた進行表(プログラム)として策定したものです。
京都市橋りょう長寿命化修繕計画<改訂版>(平成29年2月)
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別冊資料 京都市管理橋りょう一覧
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お問い合わせ先
京都市 建設局土木管理部橋りょう健全推進課
電話:075-222-3561
ファックス:075-213-5181