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東山区・区民の誇りの木 東山区のみどり

ページ番号21771

2024年7月29日

東山区のみどり

 平成11年度に区制70周年を迎えた東山区は、京都市の東南、東山山麓から鴨川にかけての区域で、区の面積は7.46キロ平方メートルあります。古くからの有名社寺や貴重な史跡・名勝が数多く残っており、観光地として、四季を問わず世界中の人々が訪れる地域です。

 今回の「区民の誇りの木」では、社寺のクスノキやエノキ等が数多く推薦されました。先人が守り育て、現代に引き継いできた努力の軌跡を見ることができます。

社寺の多い東山区

 「区民の誇りの木」の樹種別内訳を見ると、58件のうちクスノキが11件、エノキが8件、ムクノキが4件で、この3種だけで23件、全体の4割を占めています。所在地を見ると、このうち12件が寺社及びその関連施設です。

 クスノキは防火の効果があるとともに、寺社の威厳ある雰囲気をつくりだしています。また、円山公園のシダレザクラをはじめとするサクラやカエデ類は、公園や寺社に集まる人々の心を和ませてくれます。

 

川端通沿いの「せせらぎ道」の写真

川端通沿いの「せせらぎの道」

直径1メートルを超える大木が20本以上も

 大径木が多いことも、東山区の特徴です。直径2メートルを誇るクスノキをはじめ、直径が1メートルを超えるような樹木が20本以上もあります。
 その多くは、円山公園内や知恩院、八坂神社、高台寺、東福寺などの境内地に育つ樹木です。こうした場所は、世界的な文化・観光施設であるとともに、多くの巨木、名木を育む空間でもあります。

まちなかに連なる緑の帯

 寺社の緑は、東山区の市街地をグリ-ンベルトのように連なっています。東山区を散策すれば、いたるところで頭上を覆う大木に出合います。そういう樹木は、地元の人々の地道な努力のもとに守り続けられているのです。
 「公の場所から普通に見える樹木」であることが「区民の誇りの木」の選定条件の一つです。選ばれた樹木はみな、道行く人たちの自然な目線で観賞できるものばかりです。

思いを受け継ぐ樹木たち

 東山区は古くから栄えた地域でもあり、小学校にしても歴史があります。そうした小学校の校庭などに育つ樹木についても、多くの推薦をいただきました。その多くは創立等の記念に植えられた樹木です。区民の思い出とともに大切にされてきた樹木は、「誇りの木」にふさわしいものです。

 

白川通のシダレザクラの写真

白川通のシダレザクラ

お問い合わせ先

京都市 建設局みどり政策推進室

電話:075-222-4114

ファックス:075-212-8704

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